こんにちは。サクフリ編集部です。
サクフリブログは、デジタルマーケティング支援に特化したWebコンサルティング会社である『サクフリ株式会社』が運営しているオウンドメディアです。
「IT業界への架け橋になる」というテーマで、IT業界の基礎知識やWebスキルの習得方法を発信。習得後の「IT業界への転職」や「フリーランスとして独立」する方法も発信しています。
最近、自動化やAIの進化により「広告運用の仕事がなくなる」といった声を耳にします。
そのため、これから広告運用マーケターを目指すか悩んでいる方は、「本当に広告運用を始めて大丈夫?」「別分野を学んだほうがいい?」といった不安を抱えているのではないでしょうか。
そこで今回は、現役Webマーケターの僕が、広告運用の仕事がなくなるのか否か考察します。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
【結論】広告運用の仕事がなくなる可能性は低い
結論からいうと、僕は広告運用の仕事がなくなる可能性は低いと考えています。
なぜなら、広告運用で自動化できるのは、現状では下記のような仕事の一部のみだからです。
今後、AIが発展すれば、他にも自動化される仕事も現れるかもしれません。
しかし、広告運用にはターゲットに広告を届けるための計画を立てたり、運用結果を分析して改善策を考えたりと人の手でなければ厳しい仕事がたくさんあるため、簡単にはなくならないでしょう。
すべての仕事が自動化されたら危険ですが、ここ10〜20年でなくなる心配はないかと。
ここからは、さらに詳しく広告運用の仕事がなくならない理由を解説します。
広告運用の仕事がなくならない理由3つ
広告運用の仕事がなくならない理由は下記のとおりです。
①広告運用は「サービス業」だから
広告運用は「サービス業」です。
たとえば広告代理店の場合、独自のノウハウ・知識を広告運用に悩んでいる企業に提供することで、報酬を受け取っています。
そして、サービス業は「独自の価値」さえあれば絶対になくなりません。
たとえば、コンビニの100円コーヒーが人気でもカフェは潰れませんし、本やインターネットで独学できてもスクールはなくならない。
冷凍食品が普及してもレストランはなくならないですよね。
そのため、自動化できる広告運用をサービスとして提供する会社は淘汰されるかもしれませんが、その会社に依頼することでしか得られない「価値」を用意できる会社は今後も生き残るでしょう。
自動広告より高い成果を出せたり、効率的に数値を伸ばせる企業は安泰です。
②広告運用会社のノウハウがあるから
広告運用会社は、独自のノウハウをもっています。
未経験者が0から勉強するよりも、広告運用のプロ集団に依頼したほうが効率的かつ高い成果を出せるため、仕事がなくなることはありません。
たとえば、HPを作成する場合、最近ではインターネットなどで勉強すれば自分でHPをつくれます。
しかし、ほとんどの企業は勉強のハードルの高さや完成品の質が理由で、専門家に依頼しますよね。
企業にとって、社内の人員・時間のリソースは有限です。
広告運用の自動化が進んでも、ツールを使いこなすまでの時間や成果を伸ばす労力は膨大なので、専門家の仕事がなくなることはないでしょう。
ボタンを押すだけで広告運用まわりの業務がすべて完結するなら話は別ですが、そんな技術が生まれるのは遠い未来の話です。(不可能かも)
③市場規模が拡大し続けているから
「そもそも広告運用の市場はなくならないの?」と考えるかもですが、その心配はありません。
下記は、大手広告代理店・電通の発表した「テレビ・インターネット広告費」の推移です。
インターネット広告費は2019年にテレビ広告費を追い抜き、その後も右肩上がりの成長を続けています。
今後のこの流れは続くと予想されているため、業界全体の将来性はまったく心配ないでしょう。
将来性のある広告運用マーケターの必須スキル3つ
紹介したとおり、広告運用の仕事はなくなりません。
しかし、業務の自動化が進むことで、レベルの低い広告運用マーケターの仕事が奪われてしまう可能性はあります。
なので、下記スキルを習得して、将来性のある広告運用マーケターを目指しましょう。
①分析・改善スキル
広告運用結果の分析は、なかなかAIに任せられません。
なぜなら、運用結果は人の心理状態や時代のトレンドに左右されることが多く、AIの自動学習では対応できないからです。
AIをフル活用するためには「このデータがこうなったら、こうしよう」と機械に学習させなくてはならないため、そもそも前例がなければ対応が難しいんですよね。
同じ理由から、AIは広告の改善策を考えたり、新しい施策を実行することに向いていません。
そのため、分析・改善スキルは、広告運用の自動化が進んだ時代でもAIと差別化できるポイントといえるでしょう。
②コミュニケーション能力
先述のとおり、広告運用は「サービス業」なので、コミュニケーション能力が求められます。
特に、クライアントの意図を正しく理解する力は超重要です。
クライアントの要望する成果を生み出したり、円滑に仕事を進めるためには、コミュケーション能力がなくては話になりません。
また、広告運用は「広告」を通して何十万、何百万人ものユーザーとつながる仕事です。
そのため、人の心理を理解するコミュケーション能力がなければ、マーケターとして成果を残せないでしょう。
③幅広いWebマーケティングスキル
広告運用の仕事が自動化されると、業務に余裕が生まれます。
「仕事がラクになる」と思うかもですが、おそらく余分な時間は「さらに成果を向上させるための施策検討」にあてられるハズです。
その際、まず最初に考えられるのが、他のWebマーケティング施策になります。
広告運用で成果の出ない案件があった場合、広告を改善するのと同時にSEOやSNS運用など他のWebマーケティング施策を検討できたほうが、成果向上につながりやすいですよね。
なので、将来性のある広告運用マーケターになりたい方は、幅広いWebマーケティングスキルを習得してWebマーケターとしての視野を広げましょう。
未経験から広告運用マーケターになる方法
ここからは、未経験から広告運用マーケターになる方法を解説します。
やり方は、大きく分けて下記の2つです。
①独学する
独学のメリットは、低コストでスキルを習得できること。
本やWebサイトをうまく活用すれば、0円〜数千円の投資で広告運用の勉強ができます。
独学で広告運用マーケターになるまでの流れは下記のとおりです。
知識のインプットが完了したら、自分で広告を出稿してアウトプットすることが大切です。
Google広告なら個人でも数百円〜運用できるので、お金をかけずに実践スキルを習得できます。
※独学方法について、詳しくは別記事で解説予定です。
ただし、独学にはわからない部分を質問できないデメリットがあります。学習ゴールの設定〜不明点の検索まですべて自己解決しなければならないため、イバラの道を歩む覚悟は必須です。
そのため、モチベーション維持に不安のある方は、次の「スクール」を検討しましょう。
②スクールに通う
スクールでは、現役Webマーケターの講師から実践的な指導を受けられます。
わからない部分をいつでも質問できるうえ、学習を継続できるよう専属メンターにモチベーションを高めてもらうことが可能です。
卒業後は、手厚い転職サポートを受けられます。
具体的には、書類・面接対策や求人紹介、キャリアアドバイザーへの相談などを受けることで、未経験者でも安心して次のキャリアに進めるでしょう。
とはいえ、コストはかかるため、絶対に広告運用マーケターになりたい方におすすめの方法です。
下記は、当サイトで特に人気のある広告運用スクールとなります。
各スクールでは無料説明会に参加できるため、もし受講しなくても広告運用マーケターを目指すうえで役立つ話を聞けますよ。
上から順に人気度が高いので、順番に話を聞けば最適のスクールを見つけやすいです。
各スクールの特徴や、その他のおすすめスクールは別記事で解説予定です。
まとめ:広告運用の仕事がなくなる可能性は限りなく低い
今回は、広告運用がなくなるのか否かについて、現役Webマーケター目線で考察しました。
結論、僕は下記の理由から、広告運用の仕事がなくなる可能性は低いと考えています。
万が一、広告運用の仕事がなくなったとしても、習得したスキルはSEOやSNS運用など他のWebマーケティング分野に横展開できます。
仕事がなくなって路頭に迷う、なんてことはありえません。
なので、これから広告運用マーケターを目指したい方は、安心して勉強を進めてくださいね。
「とりあえず最新の転職事情を知りたい」という方は、キャリアアドバイザーに話を聞くのもありですよ。僕がWebマーケターへ転職した時に利用したエージェントは下記の記事を参考にしてみてくださいね。
-
Webマーケティング職向け転職エージェント13選|大手・未経験求人あり
関連記事
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。