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サクフリブログは、デジタルマーケティング支援に特化したWebコンサルティング会社である『サクフリ株式会社』が運営しているオウンドメディアです。
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「Webマーケティング職は激務」
Webマーケターへの転職を考えた人なら一度は聞いたことがあるでしょう。
「そんなに激務ならやめておこうかな?」なんて悩んでいる人もいるかもしれません。
今回はその真相を確かめるべく、広告代理店ではたらく現役WebマーケターのT.Oさんに、本当にWebマーケティング職が激務なのかインタビューしてみました。
はじめまして!T.Oといいます。
IT系企業で1年はたらいたあと、未経験からデジプロというスクールで学んで広告代理店に転職しました!今年で3年目になります。
現在は、主にリスティング広告やディスプレイ広告の運用を担当しています。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
【結論】Webマーケティング職は激務です
最初に、今回T.Oさんへの取材をした結論からお話しします。
結論、Webマーケティング職は激務です。
後述しますが、仕事量は多いし勉強は大変だし、しんどいことも多いみたいです。
しかし同時に、それでも続けるくらいWebマーケティング職には魅力があると語っていたのが印象的でした。
それでは、具体的にT.Oさんが何を語ったのか、インタビューを見ていきましょう。
Webマーケティング職の1日のスケジュールは?
もう少し具体的に話を聞いてみました。
ちなみに、僕はフリーランスのWebマーケターとして活動しています。
Webマーケティング職は本当に激務?
①Webマーケティング施策が膨大にあるから
Webマーケターはさまざまな手段でクライアントのWebサイトへの集客を実施、売上アップに貢献します。
そのため、ある手法がダメだったら次の手法、またダメだったら次…というように、仮説・検証をくり返さなくてはいけません。
広告運用には、数値分析やクリエイティブの提案といったさまざま業務が伴うので、どうしても時間がかかってしまうわけです。
②目標値に達しないときの対応が大変だから
クライアントが広告代理店などのWebマーケティング企業に仕事を依頼するのは、「プロに運用代行を委託することで売上をアップさせたいから」です。
商品・サービスが売れなければ2度と依頼してくれない可能性があるため、Webマーケターは先ほど紹介した以外にもSEOやSNS運用など、さまざま施策を駆使してクライアントに貢献します。
売上が目標値に届かなければ、やれることをすべてやるまで無限に仕事が続くため、そんな時のWebマーケターは特に激務です。
③市場・広告の変化が激しいから
Webマーケティングは、人について考える仕事です。
ユーザーがWeb上で何を考えて、どのような行動をするのか予測しながら仮説・検証をくり返します。
そのため、世の中のトレンドが変われば、Webマーケターはそれに合わせて戦略を練らなくてはなりません。
今までは当たり前だったノウハウが使えなくなることもあるため、新たな技術を手にするための勉強が必須です。
また、たとえばGoogle広告やYahoo!広告といった広告プラットフォームには、時々アップデートやルール変更が実施されます。
そんな時は、既存で運用している広告を最新版に適応させる業務が発生するケースもあるので、膨大な時間が必要になるわけです。
④データ分析に時間が必要だから
Webマーケターの仕事として、「数値データを分析して、それを元に仮説や施策を立案する」といった工程は必須です。
この作業がプロジェクトや事業の方向づけをすることも多いので、Webマーケターは特にデータ分析に時間をかけます。
また、Webマーケティングの仕事は上流なので、もしも立案した仮説にミスがあればライター・デザイナー・プログラマーといったすべての下流工程に無意味な仕事をさせることになります。
そのため、Webマーケターは自分の仕事にミスがある、もしくはミスがある可能性があると思ったら、残業をしてでもデータを抽出し直して検証をすることが多いです。
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⑤常にインプットが欠かせないから
まったくインプットをしないWebマーケターは、最善策をクライアントに提示できず、成果を残すことができません。
結果、”仕事ができないレッテル”を社内外から貼られてしまいます。
そのため、学習意欲の高さや好奇心の旺盛さはWebマーケターに必須の素養です。
しかし、このインプットはWebマーケティング職を激務にする一因でもあります。
休日返上で学習しなくてはならないこともあるので、学ぶのが好きな人でなければ続かないでしょう。
※Webマーケティングに必要なスキルは別記事で解説予定です。
⑥オンライン会議が多すぎるから
Webマーケターはひとりで何人ものクライアントを抱えるため、広告運用の方針を決める打ち合わせや、運用の経過・結果報告レポートを提出する会議が頻繁に発生します。
特に、コロナウイルスの影響でリモート環境が加速してからは、気軽に「1度打ち合わせを!」と言うクライアントが増えました。
Webマーケターはただでさえ作業量が多い仕事なので、オンライン会議が増えすぎると他の仕事ができず、結果的に残業するしか無くなってしまいます。
⑦レポート資料作成に時間を取られるから
前述の通り、Webマーケターはクライアントに対して、Web広告の運用実績や経過報告をレポートとして提出します。
膨大に時間を取られる仕事ではありませんが、塵も積もれば山となり、どんどん他の業務時間を圧迫するわけです。
以上がT.Oさんから聞いた「Webマーケティング職が激務な理由」でした。
まとめると、
- 仕事量が多い→残業が増える
- 勉強が必要→業務外に勉強する
といったイメージですね。
Webマーケティング職で激務を回避する方法はある?
①業務を効率化する
Webマーケティングの仕事は作業量が多いため、実は効率化できるポイントはたくさんあります。
たとえば、クライアントへのレポート作成はテンプレ化したり、Excelを使用したデータ分析は事前に関数を入力したフォーマットを作ったり、といったイメージです。
これだけで圧倒的に業務に余裕ができることもあるので、ぜひ最初に確認してみてくださいね。
②クライアントからの信頼を集める
先述の通り、Webマーケターはクライアントに広告運用の実績・経過報告といったレポートを提出しますが、レポート作成やオンライン会議に膨大な時間を費やします。
しかし、クライアントからの信頼してもらえたら話は別です。
場合によっては、「Webマーケティング施策を丸投げされてレポーティングは月1度」なんてケースもあるため、度重なるレポート作成やコミュニケーションに時間を取られません。
ただし、信頼は一朝一夕で獲得できるようなものではないので、日々の仕事に全力で取り組んで少しずつ手に入れましょう。
③高すぎる目標を設定しない
はじめの打ち合わせで、「クライアントの心象を良くしよう」と先走りすぎると、つい高すぎる目標を設定しがちです。
しかし、これは後ほど自分自身の首をしめることになります。最終的に目標を達成的できなかった場合、むしろクライアントの心象を悪くして仕事をもらえなくなる可能性もあるでしょう。
そのため、目標設定の際は自分のスキルや空き時間を考えて、適正値を定めることが重要です。
④会社・仕事を重く捉えすぎない
後述しますが、Webマーケターは副業で稼げたり、独立できたりと高い自由度があります。
実は会社員を辞めても余裕で生活できたりするので、本当にしんどい時は逃げるのも1つの手です。
あまり目の前のことに必死になりすぎると精神的に追い詰められてしまうので、適度に休息しつつ心の逃げ道を用意しましょう。
⑤上司に相談する(最終手段)
Webマーケティングは仕事が膨大にあるので、上司ですら部下の作業量を把握できていないケースがほとんどです。
そのため、本気でパンクしそうになったら、迷わず相談してみましょう。
上司や会社からすると、辞められて人が足りなくなるのが1番困ります。
しっかりと話をすれば業務量を調整してくれるケースも多いので、あまり気負う必要はありません。
ただし、上司への相談は最終手段にしましょう。
業務効率化やクライアントとの関係構築といった自分なりの対策をせずに相談すると、心象を悪くする可能性が高いです。
激務でもWebマーケティング職を続けている理由は?
①Webマーケティングが好きだから
Webマーケティングは自分の出した施策の結果が、すべて数値データとしてわかります。
それだけに結果にシビアな世界ではありますが、好きな人は本当に好きな仕事だと思います。
②裁量の広い仕事ができるから
前述の通り、Webマーケティングは施策が多すぎて大変な一面もあります。
しかし、それは裏を返すと、できることの自由度が高いということ。
なので、自分で考えることが好きな人は、Webマーケティング職との相性はバッチリですよ。
③人の心理について学べるから
Webマーケティングでは、「なぜボタンがクリックされたのか?」「なぜこのコンテンツはよく見られるのか?」のように人の心理について考えることで、仮説・検証をくり返します。
そのため、心理学への知見があればフル活用できますし、自然に知識を深めることも可能です。
④副業で稼げるから
実は、Webマーケティングは本業でも副業でもやることは同じです。
そのため、実力によっては副業で本業以上に稼げますし、副業で得たスキルを活かして本業の収入アップを狙えます。
⑤いつでも独立できる安心感があるから
Webマーケターとして独立している人はたくさんいます。
スキルさえあればITプロパートナーズのようなフリーランス向けエージェントで仕事を獲得できるので、食うに困ることはありません。
僕は元々大手不動産会社で働いていたのですが、ほかの会社では活かせないスキルばかりを磨き将来に不安を感じていました。
しかし、Webマーケティングスキルは活躍する場面が多いので、明日会社が潰れても生きていけるくらいの自信が身についたのは嬉しかったです。
※フリーランスWebマーケターの仕事の取り方は別記事で解説予定です。
どうやって未経験からWebマーケティング業界に転職した?
僕はデジプロというスクールで学んで、転職しました。
デジプロを選んだ理由は、 スクールの実績が豊富 実践的なスキルが身につく 転職サポートが手厚い といった感じです。
面接ではデジプロで学んできたことを自信を持って話せたのでよかったです!
デジプロは、2021年のWebマーケティングスクール受講者数No.1を獲得した大人気のスクールです。
無料説明会ではスクールへの質問やキャリア相談もできるので、気になった人は話を聞いてみてくださいね。
まとめ:Webマーケティング職は激務!しかしそれ以上の楽しさがある
この記事では、広告代理店で働く現役WebマーケターT.Oさんに、Webマーケティング職は激務なのか質問してみました。
改めて結論を振り返ると、Webマーケティング職は激務だとT.Oさんは話していました。
しかし、それ以上にたくさんの魅力があるのがWebマーケターという仕事です。
なので、少しでも興味のある人は、ぜひ一度Webマーケティングにチャレンジしてみましょう。新しいことを始めるのは大変ですが、行動して損をすることはないですよ。
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今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。