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海外の不動産に投資するための方法の1つが、クラウドファンディングサービスの利用です。
現在、さまざまなクラウドファンディングサービスが提供されていますが、海外不動産や海外で不動産事業を行う企業を投資対象にした案件も増加してきています。
そこで今回は海外不動産に投資できるクラウドファンディングを紹介します。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
海外不動産投資ファンドの種類
海外不動産に投資できるファンドは、次の2種類です。
どちらも自分で不動産を買うよりはるかに低予算で投資できる、運用が楽で簡単、外国語は話せなくてもまったく問題ないといったメリットがあります。
なお、どちらの投資方法でも、不動産の所有権はありません。そのため「大家さんになりたい」という方には不向きですが、「簡単な方法で少額投資したい」という方にはおすすめです。
それぞれの特徴を確認していきましょう。
海外リート(投資信託)
海外リート(REIT)とは、投資対象が海外不動産の投資信託です。
REIT(リート)とは、投資家から集めたお金を不動産に投資し、賃貸収入や売却益を投資家に分配する不動産投資信託のことです。投資先は「オフィスビル」や「商業施設」「マンション」など多岐にわたります。日本のREITは「J-REIT」と呼ばれています。
REITの魅力は、高い利回りです。
2024年5月4日時点で、楽天USリート・トリプルエンジン(レアル)毎月分配型が55.13%、三菱UFJAM eMAXIS豪州リートインデックスが48.71%、三菱UFJAM オーストラリア・リート・オープン(毎月決算型)が48.56%などとなっています。
ちなみに、不動産クラウドファンディングとREIT(リート)は、投資の形やリスク・リターン、売買の自由度、配当金、投資先物件の選択など、さまざまな点で異なりますが、最も異なる点は、「途中解約ができるか」・「第三者への譲渡が可能か」という点ということだけは覚えておきましょう
海外不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングとは、運営事業者がインターネット上で不特定多数の投資家から資金を集め、不動産を購入・運用し、家賃収入や売却益などの収益の一部を配当として投資家に分配する仕組みです。
海外不動産クラウドファンディングは、その海外不動産版と捉えてもらえれば大丈夫です。海外不動産クラウドファンディングを実施している会社の専用サイトで会員登録すると、プロジェクトに参加できます。
海外リート(投資信託)と同じく、投資家は「出資するだけ」で海外不動産投資ができます。自分で入居者を募集したり、不動産の修繕をしたりする必要はありません。
海外リート(投資信託)では、「どの国の不動産に投資するか」程度までしか選べませんが、海外不動産クラウドファンディングなら「どのホテルやマンションに投資するか」まで細かく選べるという違いがあります。
海外リートと海外不動産クラウドファンディングのどちらがおすすめ?
以上のように、海外リート(投資信託)と海外不動産クラウドファンディングには、それぞれメリット・デメリットがあります。
「結局どっちがおすすめなの?」と混乱してきた方も多いでしょう。
そこでここでは、海外リート(投資信託)がおすすめな人の特徴と、海外不動産クラウドファンディングがおすすめな人の特徴を紹介します。
海外リート(投資信託)がおすすめな人
- 数年~数十年かけてじっくり長期投資したい
- 稼ぎ方が確立されているような投資方法を選びたい
- 分散投資がしたい
海外リート(投資信託)は長期投資を前提としています。そのため日々の値動きに一喜一憂せず、じっくり取り組みたい方におすすめです。
また海外不動産クラウドファンディングよりずっと歴史が長いので、「多くの投資家に選ばれている方法がいい」「情報収集しやすい投資方法を選びたい」という方にも向いています。
ひとつのファンドで分散投資ができる点も、海外リートの魅力です。
海外不動産クラウドファンディングがおすすめな人
- 数ヶ月~2年程度の期間で運用したい
- 新しい投資方法に興味がある
- ある程度のリスクを取って高いリターンを狙いたい
海外不動産クラウドファンディングは、やや短めの期間で取り組みたい方におすすめです。まだ新しい投資方法なので、情報が不足しており、リスクは海外リートより高めだといえます。
しかし高利回り案件が多いため、ある程度のリスクは許容して大きなリターンを狙っていきたいなら、チャレンジしてみるといいでしょう。
海外不動産に投資できるクラウドファンディング3選
前提知識を踏まえていただいた上で、海外不動産に投資できるクラウドファンディングを厳選して紹介します。
①TECROWD|海外・新興国の不動産に投資できて高利回り
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 海外・新興国の不動産を取り扱っている
- 平均9.2%程度と利回りが高い
- 為替変動によるリスクに強い
- マスターリース契約で空室リスク対策あり
- 運営会社が世界的不動産開発のグループ企業で信頼できる
『TECROWD』は、TECRA株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
運営会社のTECRA株式会社はインベスコアグループに属する企業で、長年モンゴルにて金融業や不動産開発業を行ってきている大企業です。
イタリアの国際的格付機関であるMFR Rating Committeeから中央アジア企業としては非常に稀、モンゴル企業としては史上初である「A-High」という非常に高い格付けを取得しています。
そのため、経済成長が著しい中央アジア新興国の不動産に投資することが可能で、取り扱う不動産は、新興国の富裕層向け高級住宅や複合商業型オフィスビルが中心で、特にモンゴルやカザフスタンを中心とした中央アジアのエリアが多いです。
立地の問題で手が出しにくかった海外不動産投資ですが、TECROWDを利用することで、間接的に少額から海外不動産へ投資できます。
利回りは7~11%程度とかなり高い水準で、平均9.2%程度の利回りを出せています。
海外不動産は為替リスクも心配ですが、TECROWDでは本業を活かし、海外ファンドにおける物件取得費用、運用費用、分配金などの円建て化を実施することで為替変動によるリスクを回避しています。
「優先劣後方式を採用」・「マスターリース契約で空室リスク対策あり」と想定し得るリスクを可能な限り排除することができる仕組みを整っているため、海外不動産に投資して高い利回りを狙いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
TECROWD(テクラウド)はこんな人におすすめ
- 年利率7~11%程度の不動産クラウドファンディングに参加したい
- 新興国の不動産開発案件に参加したい
- 海外不動産に投資してみたい
- マスターリースしていて安定した不動産クラウドファンディングに参加したい
- 少ない金額で不動産投資を始めてみたい
TECROWD(テクラウド)の基本情報
運営会社 | TECRA株式会社 |
想定利回り | 7~11% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
4~30ヶ月 |
特徴 | 海外・新興国の不動産を取り扱っている 優先劣後方式を採用している 平均9.2%程度と利回りが高い 為替変動によるリスクに強い マスターリース契約で空室リスク対策あり 運営会社が世界的不動産開発のグループ企業で信頼できる |
TECROWD(テクラウド)の口コミ・評判
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TECROWD(テクラウド)の口コミ・評判は?メリット・デメリットを解説
②クラウドバンク|ソーシャルレンディングで業界トップクラスの実績
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 1000円という少額で取引可能な金取引サービスも提供
- 幅広いジャンルのファンドに分散投資できる
- 元本回収リスクの対策が徹底されている
- サービス開始後の元本回収率100%
- 利回りの水準は5%~7%と高い
『クラウドバンク』は、日本クラウド証券株式会社が運営するソーシャルレンディングです。運営会社は、国の定める「第一種金融商品取引業者」として認定されており、財務局や証券取引等監視委員会からの厳しい審査をクリアした上で運営されているので安心できると言えます。
1口1万円からの少額で投資が可能で、余剰資金の乏しい方や、学生や主婦の方でも参加しやすい金額設定になっているため、投資に興味がありつつも初期投資の大きさがハードルになっていたという方も参加しやすいのが特徴です。
投資できるファンドは「不動産事業」・「太陽光発電」・「バイオマス」・「中小企業支援」と幅広く、分散等投資することがで、限りなくリスクを軽減できるので、安定したポートフォリオを組みたい方は、クラウドバンクを利用してみることをおすすめします。
利回りは平均5.87%と他社と比較しても高いですが、その一方で、投資家のリスクヘッジ対策もしっかりしており、サービス開始以来、元本回収率100%を維持しています。そのため、ローリスクミドルリターンの安定した投資を行いたい方におすすめできます。
また、最低1,000円から取引できる「純度 99.99%以上の金地金」にも投資でき、これは他社にはない取組みなので、株などの相場の下落局面に強く、経済環境の悪化や世界的な政情不安、紛争などの有事に備えたリスクヘッジ手段として活用したい方は、ぜひ登録してみてください。
クラウドバンクはこんな人におすすめ
- 1口1万円の少額からクラウドファンディングに参加したい
- 利回りが高い(5.8%)の投資先を探している
- 運営元が信用できるソーシャルレンディングを探している
- 運用期間が短く資金の流動性が高い案件に投資したい
- 元本割れのリスクが低い投資商品を探している
クラウドバンクの基本情報
運営会社 | 日本クラウド証券株式会社 |
想定利回り | 5.8% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
5ヶ月〜25ヶ月 |
特徴 | 1000円という少額で取引可能な金取引サービスも提供 幅広いジャンルのファンドに分散投資できる 元本回収リスクの対策が徹底されている サービス開始後の元本回収率100% 利回りの水準は5%~7%と高い |
クラウドバンクの口コミ・評判
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クラウドバンクの口コミ・評判は?感想・メリット・デメリットを解説
③クラウドクレジット|世界各国の高利回りの海外ファンドに投資可能
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 最低1万円からの少額で投資できる
- 世界各国のファンドを取り扱っており社会貢献ができる
- 利回りは10%以上もあり高収益を追求できる
- 伊藤忠商事やベンチャーキャピタルが株主で信頼性が高い
- 初心者・経験者向けそれぞれ無料セミナーを開催している
『クラウドクレジット』は、クラウドクレジット株式会社が運営するソーシャルレンディングです。運営会社の資本には、大手商社の伊藤忠商事やベンチャーキャピタルが入っており、信頼性が高いです。
累計ユーザー登録数は2万人を超えており、テレビなどのメディアでも多数取り扱われその登録者の数に拍車がかかっているようです。
最大の特徴は、世界各国のファンドを取り扱っていることで、アメリカなどの先進国からインドネシアやモンゴルなどの新興国まで幅広い国の案件を取り扱っています。
ソーシャルレンディングの多くは日本国内の案件を取り扱っていることが多いため、海外の案件に投資できるクラウドクレジットはかなり希少なソーシャルレンディングと言えます。リスク分散したい方はクラウドクレジットを検討してみてください。
そして、クラウドクレジットミドルリスクハイリターンを狙えます。利回りは10%以上のものなど高めに設定されており、高い収益が期待出来る新興国の案件に投資できます。
一般的なソーシャルレンディングの利回りは3~7%前後が相場です。その点、クラウドクレジットは他社と比較しても利回りが高く、高収益を見込むことが可能です。
クラウドクレジットはこんな人におすすめ
- 海外案件に投資したい
- 投資先に海外案件を含めてリスク分散をしたい
- 収益性が高い投資先を探している
- 新興国のベンチャー企業に投資してハイリターンを狙いたい
- 外貨建てのファンドに投資したい
クラウドクレジットの基本情報
運営会社 | クラウドクレジット株式会社 |
想定利回り | 6.4%〜10.9% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
7~66ヶ月 |
特徴 | 最低1万円からの少額で投資できる 投資後は手離れできるので楽 世界各国のファンドを取り扱っており社会貢献ができる 利回りは10%以上もあり高収益を追求できる 伊藤忠商事やベンチャーキャピタルが株主で信頼性が高い 初心者・経験者向けそれぞれ無料セミナーを開催している |
クラウドクレジットの口コミ・評判
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海外不動産クラウドファンディングの選び方
ここでは、海外不動産クラウドファンディングの選び方を解説します。
①運用期間
不動産クラウドファンディングの運用期間は、一般的に3ヶ月~1年程度の短期と、2~3年の長期の2種類があります。比較的短期間のものが多いですが、中には10年という長期運用のファンドもあります。
3ヶ月~1年程度の短期運用は資金の拘束期間が短いため、投資リスクが低く、結果が出るのも早いというメリットがあります。
一方、2~3年の長期運用は長期にわたって分配金を受け取れるため利益が高くなりますが、経済や市場の変化の影響を受けやすいというデメリットもあります。
不動産クラウドファンディングでは、原則として運用期間中の中途解約や譲渡はできません。そのため、急な資金が必要になった場合でも、解約して現金化することはできません。
余裕資金を充てたり、短期ファンドを選んだり、あらかじめリスクに備える必要がある点は注意しておきましょう。
②案件数の多さ・応募倍率
不動産クラウドファンディングの応募方法は、「先着順」と「抽選式」の2つがありますが、多くは「先着順」となっており、最近ではその人気からすぐに応募締切になることが多く、「申し込めなかった」という口コミを多く見かけます。
そのため、ファンドの「案件数」と「応募倍率」に注目しましょう。
「案件数」に関しては、新規案件数が多いサービスがおすすめです。サービスによって案件数や募集している案件の内容は異なるため、案件数が多いサイトのほうが投資先の選択肢が増えます。
また、新規案件数が多いサイトを選ぶことで、応募倍率が低くなり、自分の投資ニーズに合った案件も探しやすくなりますよ。
③優先劣後の割合
不動産クラウドファンディングは、「優先劣後方式 」が採用されることが多いです。
優先劣後方式とは、出資者が優先で営業者を劣後とし、万一収益が落ちた場合でも出資者が損しないようにする仕組みです。
80%の優先出資で20%の劣後出資の場合は、不動産評価額が下がっても下落率が20%以内であれば、損失は営業者が負担して出資者の元本の評価に影響が出ません。
つまり、劣後出資割合が高い案件を選ぶことで、自分が損失するリスクを減らすことができます。したがって、損失が事業者の劣後出資額を超えなければ、優先出資者である投資家の元本が減ることはありません。
④利回りの高さ
当然ですが、不動産投資型クラウドファンディングも立派な投資なので、利回りの高さも重要です。
不動産投資型クラウドファンディングの利回りは約3~5%程度になります。その中でも、利用するサービスや投資する不動産の種類によっても利回りは変化しますが、目安として利回り5%以上は高いと覚えておきましょう。
ちなみに、利回りには下記の3つの種類がありますが、基本的には①予定利回りをチェックしておけばOKです。
- 予定利回り(想定・期待利回り)
→出資者に対して配分される割合をあらかじめ予定されてもの - 表面利回り
→投資した金額に対して、1年間で得られる収入がいくらかを計算した割合 - 実質利回り
→投資した金額以外にも発生する諸経費や維持費を含めて、1年間で得られる収入を計算した割合
不動産クラウドファンディングでは、物件の維持費や管理費込みで出資するため「③実質利回り」を気にする必要はあまりありません。
しかし、他の投資を行う場合は実質利回りまで確認しないと思ったような利益が出ないケースがあるため、注意しておくべき利回りです。
⑤運営会社の上場の有無・信頼性
運営会社が安定しているかどうかも重要なチェックポイントです。安定している運営会社を選ぶことで、投資家の資金が守られるだけでなく、信頼性の高い案件に投資することができます。
また、質の高い案件が多く、倒産リスクが低い運営会社を選ぶことも重要です。安心して投資を行いたい人は、運営会社の実績や信頼性をしっかりと確認してから投資を検討することをおすすめします。
海外不動産クラウドファンディングのメリット
続いて、海外不動産クラウドファンディングのメリットを紹介します。
①1口コミ1万円など少額で始めることができる
不動産投資型クラウドファンディングの一番のメリットと言えるのが、「少額で不動産投資ができる」点です。
不動産投資は本来非常にお金のかかるものであり、個人投資家の参入が難しい分野の1つです。数百万円はもちろんのこと、数千万円以上かかることも珍しくありません。
しかし、不動産クラウドファンディングなら、最低額1万円から投資できます。
②不動産の購入・管理などの手間がかからない
不動産を購入すると、不動産業者を仲介として、売主と売買契約を結ぶ必要があります。
売買契約を結んだ後も、不動産の引き渡しのために「決済」や「不動産登記」などの手続きがあり、銀行に出向いたり、司法書士と話し合ったりと何かと時間を取られます。また、運用後は管理などの手間も大変です。
しかし、不動産クラウドファンディングであれば、運用前の事前準備も簡素化されており、運用中も事業者に運用を一任でき、ほったらかし運用が可能です。
③高い利益が期待できる
不動産クラウドファンディングは想定利回りの高いファンドを取り扱う会社が多いため、そちらに投資すれば多くの利益を得られます。
中には20%の利回りを誇っている不動産案件もあるため、各サービスに登録してチェックしてみると良いでしょう。
利回りが高ければ高いほど多くの分配金が得られますので、メリットも大きくなります。利回りは投資前に確認できるため、どのくらいの利益が見込めるかを事前に確認しておきましょう。
④個人投資できない不動産も扱える
不動産投資型クラウドファンディングでは大型マンションや商業ビル、病院などにも投資することができます。基本的に、よほどの資産家でない限り大型マンションや商業ビルへの投資はできまえん。
しかし、不動産クラウドファンディングであれば1円~大型プロジェクトに投資することができるため、通常投資することができない案件に少額投資してみたい方におすすめです。
⑤元本割れのリスクが低い
他の投資手段では総じて元本割れのリスクがあるのに対し、不動産クラウドファンディングではそのリスクを優先劣後方式を採用することで軽減処置を講じています。
優先劣後方式とは、出資者が優先で営業者を劣後とし、万一収益が落ちた場合でも出資者が損しないようにする仕組みです。
多くの事業者が優先劣後方式を採用しており、この仕組みによって元本割れのリスクが軽減されるため、投資家にとっては大きなメリットになるでしょう。
海外不動産クラウドファンディングのデメリット
一方で、デメリットは下記の通りです。
①元本割れ・貸し倒れのリスクがある
投資全体に言えることですが、不動産投資型クラウドファンディングには投資した金額に対して元本割れが起こるリスクがあります。
購入した不動産の価値が下がれば、同然家賃も下がり、リターンが減ることも。
ただし、不動産投資型クラウドファンディングには「優先劣後出資」という仕組みがあるので、比較的安全だと言えるでしょう。
②途中解約・第三者への譲渡は原則できない
不動産投資型クラウドファンディングは、原則としてファンドへの投資から運用期間終了までは途中解約ができないため、解約したくなっても運用期間が終わるまで待つしかありません。
第三者への譲渡も不可となっており、当しか都合で急な現金化もできないので、余裕を持って投資するよう心がけることが重要です。
ただ、「原則」できないなので、中には『COZUCHI』のように、途中解約できるパターンもありますので、様々なファンドをチェックしてみると良いでしょう。
③人気のため出資できない場合も多い
不動産投資型クラウドファンディングは、これまで説明してきた通り、気軽にどなたでも投資することが可能ですが、その反面、人気がありすぎるため投資したくてもできないことが多いです。
人気のサービスでは募集から1分足らずで応募上限が埋まってしまうことも多々あるため、投資する機会を逃してしまうことも珍しくありません。
投資できないまま現金で持っている期間は金利がゼロですので、投資効率も落ちてしまいます。この課題に対して、最近では先着順ではなく抽選方式のサービスも増えてきました。複数のサービスに登録しつつ、抽選でも応募していくことが成功させる秘訣となります。
まとめ:海外不動産クラウドファンディングでどんな案件があるのかをチェック
海外不動産投資ができるおすすめのファンドを紹介してきました。
海外リート(投資信託)でも海外不動産クラウドファンディングでも、少額投資が可能です。分散投資がしたい人は海外リート、特定の好きな不動産を選んで投資したい人は海外不動産クラウドファンディングを選ぶといいでしょう。
またファンド選びでは、運用コストの安さも重要です。ファンドを通じて少額海外不動産投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。