こんにちは。サクフリ編集部です。
サクフリブログは、「IT×不動産」のWebマーケティング支援を得意とする「サクフリ株式会社」が運営しているオウンドメディアです。
「不動産のマッチングサイト」を運営している知見を活かし、不動産クラウドファンディング、ソーシャルレンディング、資産運用セミナーを始めとする、投資・資産運用に関する情報を発信しています。
1万円から不動産投資ができる、不動産投資型クラウドファンディングが非常に人気です。
従来の不動産投資と違ってすべてオンラインで完結できますし、専門知識も必要ありません。物件を見つけるところから諸契約、運用、入居者管理まで、あらゆる手間は運営会社がおこなってくれるため、ほったらかし投資が可能です。
ただ、そんな安定性の高い不動産クラウドファンディングですが、不安要素を極力排除したいので、上場企業が運営している安心できるサービスを利用したいと思う方もいると思います。
そこで今回は上場企業が運営している不動産クラウドファンディングを紹介します。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
Fund Search|不動産クラウドファンディングの一括登録サービスにまずは登録
おすすめの不動産クラウドファンディングを紹介する前に、登録しておくべきサービスを紹介しておきます。
『Fund Search』は、無料で複数の不動産クラウドファンディングに一括登録できるサイトです。一括登録できるため、多くの人気ファンドへの効率的な投資が可能になります。
不動産クラウドファンディングは、立派な投資になるため、常に倒産するリスクと隣り合わせです。ファンドが元本割れしたり運営会社が倒産するリスクもあるので、複数社の運用でリスクを分散できます。
加えて、通常は、不動産クラウドファンディングごとに個人情報の入力と本人確認作業が必要になりますが、Fund Searchならまとめて一括で会員登録することができます。
本記事更新時点では、8社のサービスに一括登録することができます。
登録自体は5分で終わりますし、ここでは紹介していないサービスも含まれているため、少しでも気になる方は、ぜひ気軽に登録してどんなファンドに投資できるかチェックしてみましょう。
運営会社 | ダーウィンアセットパートナーズ株式会社 |
登録できるサービス | ・DARWIN FUNDING ・DAIMLAR FUND ・わかちあいファンド ・REISMファンズ ・利回りくん ・SOLS ・MyShopファンド ・投活 |
公式サイト | https://fundsearch.jp/ |
-
Fund Search(ファンドサーチ)の口コミ・評判は?メリット・デメリットを解説
大手企業が運営の不動産クラウドファンディング8選【上場企業グループ含む】
大手企業が運営している中で特におすすめ度の高い不動産クラウドファンディングは下記の通りです。中には上場企業が運営している不動産クラウドファンディングもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
①CREAL|上場企業運営で多種多様な大型不動産に投資できる
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 基本手数料が無料で配当額を満額で受領できる
- 年率約4〜5.5%の高い利回りを実現
- ホテル・オフィス・保育園・学校・物流施設など大型案件にも投資できる
- 投資家を保護する仕組みが整っている(分別管理・マスターリース)
- 上場企業が運営しており、限りなく貸し倒れリスクがない
『CREAL』は、東証グロース上場企業であるクリアル株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
上場企業は一定の資本力、外部監査、反社会勢力の交際がないかなどの審査を受けているため、社会的信用そして財務力において一定の基準をクリアしています。それだけに、倒産という自体には陥りにくく、また投資家に対して不正行為を働く可能性が低いです。
最低投資額1万円~始めることができ、基本手数料が無料です。同じような不動産投資では様々な手数料が発生するのが、大きな損失となることもありますが、CREALでは全て無料となっています。
利回りは、年利率4〜5.5%程度のハイリターンを実現しています。利回りが高ければ高いほど利息も多くもらえるため、配当金が高くなり儲けることができます。企業が通常銀行から融資を得る場合は、利息がかなり安くなっており企業も返済しやすいです。
そして、大きなメリットと感じるのが多種多様な大型不動産に投資できる点です。多くの不動産クラウドファンディングでは、居住用マンションだけという場合が多いですが、CREALではホテルやオフィスはもちろん、保育園や学校、物流施設など多種多様な投資先を選べます。
個人では、上記のような大規模なファンドにローリスクで投資できる機会は少ないので、大規模投資にローリスクで参加したい方は、ぜひ投資してみてください。
「優先劣後出資」・「分別管理」・「マスターリース契約」といった投資家を保護する仕組みも豊富です。CREALは業界内でも人気、実績共に屈指のサービスなので、迷ったらCREALを選んでおけば間違いないでしょう。
CREALの基本情報
運営会社 | クリアル株式会社 |
想定利回り | 4〜5.5% |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | 全て無料 |
運用期間 |
8ヶ月〜18ヶ月 |
運用実績 | ◎ |
公式サイト | https://creal.jp/ |
CREALの口コミ・評判
-
CREAL(クリアル)の口コミ・評判は?やばい・投資できないとの声を調査
②Rimple|上場企業運営で東京23区の居住用マンションに投資可能
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 東証プライム上場企業が運営しており信頼性が高い
- 優先劣後方式を採用しているためリスクが低い
- 投資資金を短期間で回収できる(6ヶ月〜12ヶ月のものが多い)
- 東京23区の良質な投資用マンションに投資できる
- 利回り4%~5%前後と高利回りが期待できる
『Rimple』は、東証プライム市場に上場しているプロパティエージェントが運営する不動産クラウドファンディングです。
投資案件は、秋葉原、新宿、祐天寺など東京23区の投資用マンションが中心です。東京23区の物件は、稼働率が安定しやすく景気に左右されにくいので、ローリスク・ミドルリターンを狙って投資したい方におすすめです。
また、優先劣後方式を採用しているため、損失が出た場合、一定の損失割合までは運営会社が先に損失を負担してくれるので、投資家に有利な内容といえます。
利回りは4%~5%前後と高収益が期待できます。これは一般的な不動産クラウドファンディングよりも比較的高利回りです。利回りが比較的高めなので、ある程度収益を狙えるという点もメリットとなるでしょう。
また、募集案件には6ヶ月〜12ヶ月のものが多く、比較的短期間で投資金額を回収することが可能です。運用期間が短いので出資金の償還も早いです。償還された資金をさらに次のファンドに素早く出資できるなど、資金の回転が良くなるメリットもあります。
最低投資額1万円~始めることができるので、上場企業運営の信頼できる投資先で少額から投資したい初心者にもおすすめです。
Rimpleの基本情報
運営会社 | プロパティエージェント株式会社 |
想定利回り | 3%〜5% |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | 出資金を入金する際の振込手数料のみ |
運用期間 |
6ヶ月〜12ヶ月 |
運用実績 | ◎ |
公式サイト | https://funding.propertyagent.co.jp/ |
Rimpleの口コミ・評判
-
Rimple(リンプル)の口コミ・評判は?特徴やメリット・デメリットを解説
③みらファン|業界では珍しい商業エリアの地方物件に投資できる
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 業界では珍しい分散投資が可能な地方物件に特化したサービス
- リスクが低くなる優先劣後方式を採用し1口1万円から投資可能
- 更新時点で元本割れはなく全案件にて予定通りの利回りを実現
- 過去の案件では想定利回りが年利5.5%~8.0%と比較高め
- 投資期間が1年以内の案件が多く安定的な収益を見込める
『みらファン』は、業界では珍しい商業エリアの地方物件に投資できる不動産クラウドファンディングです。
多くの不動産クラウドファンディングでは、投資先は東京23区を中心とした都心部が多くなっておりますが、みらファンでは、名古屋、栃木、群馬など商業エリアの地方物件に投資ができ、リスクを抑えた分散投資が可能です。
また、1口1万円からの投資が可能のため、不動産投資を始めたいものの、大きな初期資金を用意できない人でも気軽に参加できます。また、複数のプロジェクトに少額ずつ投資することで、リスク分散も図れます。
加えて優先劣後方式を採用することでにリスク保護をしています。 これまでのファンドはすべて優先劣後方式を採用し、劣後出資比率も20%を維持しています。
これは不動産の売却額が出資総額を下回っても、20%までの価格下落なら投資家の元本に影響しないことを意味しています。
不動産のプロが知識と経験を元に精緻な査定を行い、想定外の補修費用が発生するようなことが無いよう適切な価格で取得していることも安心材料です。
そして、過去の案件では想定利回りが年利5.5%~8.0%と、他の主要なプラットフォームと比較しても高い水準となっています。リスクの低い賃料収入などから得られる利益を配当金に充てているサービスの中では高い利回りを実現しています。
みらファンでは、投資期間が1年以内の案件が多く、過去実績として運用終了の翌日に償還している案件もあります。登録自体は無料でできるため、少しでも気になる方は、ぜひ無料登録してみてくださいね。
みらファンの基本情報
運営会社 | 株式会社みらいアセット |
想定利回り | 年利5.5%~8.0% |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | ・GMOあおぞらネット銀行からの振込は無料 ・上記以外は出資者が振込手数料負担 |
運用期間 |
1年以内 |
運用実績 | 〇 |
公式サイト | https://www.miraihd.jp/mirafun/lp/ |
みらファンの口コミ・評判
④OwnersBook|運営元が上場企業グループでエクイティ型なら約7%の高利回り
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 運営元が上場企業の100%子会社で不動産のプロ集団
- 優先投資枠で一般の投資家よりも優先的に投資ができる
- 手数料が無料な費目が多く業界内では安め
- 案件タイプは2種類で貸付型案件は全案件不動産担保付き
- エクイティ型なら7%程度の利回りが期待できる
『OwnersBook』は、上場企業の100%子会社であるロードスターインベストメンツ株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
親会社は2017年には東証マザーズに上場しています。投資運用業や金融商品取引業など幅広い免許や登録を受けた会社で、不動産投資・運営など豊富な知識・経験を有しています。OwnersBookの案件も、不動産投資・運営のプロが厳選した物件を提供しています。
OwnersBookの参加方法には主に貸付型とエクイティ型の2タイプあります。
貸付型は、ク集めた資金を使い、お金を借りたい企業に対し、不動産等を担保として融資する方法です。エクイティ型は、クラウドファンディングで集めた資金を使い、単数または複数の特別目的会社(SPC)を経由して、不動産信託受益権や出資持分等を取得します。
通常案件の利回りが3%、高くても5%ほどなのに対し、年利7%以上のものがあるのがエクイティ型です。
OwnersBookでは、最低投資額1万円~始めることができますし、手数料も安く、会員登録・口座開設・口座維持・取引手数料が無料なので、余計なコストを掛けずに投資できます。
OwnersBookの基本情報
運営会社 | ロードスターインベストメンツ株式会社 ※東証マザーズ上場企業の100%子会社 |
想定利回り | 3%〜5% (エクイティ型なら7%) |
最低投資金額 | 1万円~ |
手数料 | ・会員登録:無料 ・口座開設:無料 ・案件取引:無料 ・入金:自己負担 ・出金:330円 |
運用期間 |
3ヶ月〜37ヶ月 |
運用実績 | ◎ |
公式サイト | https://www.ownersbook.jp/ |
OwnersBookの口コミ・評判
-
OwnersBook(オーナーズブック)の口コミ・評判は?出金手数料・貸し倒れリスクを解説
⑤COZUCHI|年利4~13%程度の高い利回りが魅力で途中解約が可能
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 不動産証券化のコンサルティング会社が選んだ高品質な物件に投資できる
- 配当利回りに上限がなく、フェアに利益を分配
- 年利率4~13%程度の高い利回り
- 途中解約が可能でいつでも換金できる
- 平均運用期間は11.2ヶ月と投資資金を短期間で回収できる
『COZUCHI』は、LAETOLI株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
LAETOLI株式会社は、不動産証券化のコンサルティング業務や、不動産小口化商品の組成と販売を展開する不動産会社で、COZUCHI以外にも、「KABUKI X」というNFTやブロックチェーンを活用したサービスや、「TREE X」というクラウドファンディングのシステムも提供しています。
COZUCHIを利用すれば、経験を積んだプロが選んだ物件に投資できるので、より確実なリターンが期待できます。
優先劣後方式を採用しており、損失が出た場合、一定の損失割合までは運営会社が先に損失を負担してくれるので、投資家に有利な内容で投資できます。また、一般的な不動産クラウドファンディングでは、優先出資者に優先的に配当される一方で、配当利回りに上限が設定されているケースが多いです。
その点、COZUCHIでは優先出資者に優先的に配当されることはもちろんのこと、配当利回りに上限がなく、フェアに利益を分配しています。
ローリスクな商品設計を重要視しながらも、出資者により高いリターンの年利率4~13%程度のハイリターンを実現できるようサービス開発を行っています。
出資は1万円と少額から投資でき、途中解約が可能でいつでも換金できます。途中解約できる不動産クラウドファンディングは少ないですし、平均運用期間は11.2ヶ月と短期間で回収もできるので、ぜひ気軽に登録してみてください。
COZUCHIの基本情報
運営会社 | LAETOLI株式会社 |
想定利回り | 約4%〜13% |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | ・月1回まで無料 ・2回目以降:一律330円(換金手数料のみ) |
運用期間 |
平均11.2ヶ月 (途中解約も可能) |
運用実績 | 〇 |
公式サイト | https://cozuchi.com/ |
COZUCHIの口コミ・評判
-
COZUCHI(コヅチ)の口コミ・評判は怪しい?詐欺の噂や危ないとの声を調査
⑥プロパティプラス|飯田グループのデザイナーズマンションに投資可能
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 収益性が高い自社のデザイナーズマンションに投資できる
- 安⼼の大手不動産会社「飯⽥グループ」が投資先を提供している
- 安⼼して投資できるよう限りなくリスク軽減策を講じている
- 会員同士なら出資分を譲渡できる(中途解約ができる)
- 賃料保証で配当減少リスクを低減している
『プロパティプラス』は、東証プライム上場企業の飯田グループホールディングスのグループ企業である㈱リビングコーポレーションが運営している不動産クラウドファンディングです。
提供元であるリビングコーポレーションが所属する飯⽥グループホールディングスは、1⽇に約120⼾・1年間で約46,000⼾以上の家を提供しています。これは、⽇本全国で分譲⼾建住宅を購⼊された⽅々の約30%が当社グループから家を選んでいただいている計算になります。
プロパティプラスで提供されているファンドの投資対象は、運営会社の自社物件となっており、デザイナーズマンションです。投資用デザインマンション(quador/Branche)は、政令指定都市を中心に全国規模で商品開発を行っており、300棟以上の供給実績を誇るシリーズです。
主要都市に駅徒歩10分以内の好立地でありながら、高い人気を誇るデザイナーズマンションを提供しており、機関投資家や個人投資家 など幅広い方から支持を集めています。
「優先劣後構造」・「賃料保証」・「強固なセキュリティ」・「信託銀行への分別管理」など、安⼼して投資できるよう限りなく投資リスクの軽減策が多数講じられています。
プロパティプラスでは、会員同士で出資分の分譲を行うことができます。譲渡のために手数料は発生しますが、どうしてもお金が急ぎで必要になっときは、出資分の譲渡を検討しましょう。
プロパティプラスの基本情報
運営会社 | 株式会社リビングコーポレーション |
想定利回り | 3.2%〜10% |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | 全て無料 |
運用期間 |
3ヶ月〜 |
運用実績 | 〇 |
公式サイト | https://propertyplus.jp/ |
プロパティプラスの口コミ・評判
-
property+(プロパティプラス)の口コミ・評判は?特徴や体験談を解説
⑦TECROWD|平均利回り10%以上の海外・新興国の不動産に投資できる
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 投資先はリターンが大きい中央アジア新興国の不動産に投資できる
- 平均利回り10.3%と驚異の高水準で中には11.5%のファンドも
- 円建て化を実施することで為替変動によるリスクを回避している
- マスターリース契約で空室リスク対策あり
- 運営会社が世界的不動産開発のグループ企業で信頼性が高い
『TECROWD』は、TECRA株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
運営会社のTECRA株式会社はインベスコアグループに属する企業で、長年モンゴルにて金融業や不動産開発業を行ってきている大企業です。
イタリアの国際的格付機関であるMFR Rating Committeeから中央アジア企業としては非常に稀、モンゴル企業としては史上初である「A-High」という非常に高い格付けを取得しています。
そのため、経済成長が著しい中央アジア新興国の不動産に投資することが可能で、取り扱う不動産は、新興国の富裕層向け高級住宅や複合商業型オフィスビルが中心で、特にモンゴルやカザフスタンを中心とした中央アジアのエリアが多いです。
立地の問題で手が出しにくかった海外不動産投資ですが、TECROWDを利用することで、間接的に少額から海外不動産へ投資できます。
平均利回りは10.3%と驚異の高水準で、中には11.5%の利回りを出せています。
海外不動産は為替リスクも心配ですが、TECROWDでは本業を活かし、海外ファンドにおける物件取得費用、運用費用、分配金などの円建て化を実施することで為替変動によるリスクを回避しています。
「優先劣後方式を採用」・「マスターリース契約で空室リスク対策あり」と想定し得るリスクを可能な限り排除することができる仕組みを整っているため、海外不動産に投資して高い利回りを狙いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
TECROWDの基本情報
運営会社 | TECRA株式会社 |
想定利回り | 平均10.3% |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | 入出金の振込手数料のみ |
運用期間 |
4~30ヶ月 |
運用実績 | ◎ |
公式サイト | https://tecrowd.jp/ |
TECROWDの口コミ・評判
-
TECROWD(テクラウド)の口コミ・評判は?怪しい・買えないとの声を調査
⑧ちょこっと不動産|運用期間が短めのキャピタル型案件が中心
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 最低1口1万円の少額から投資できる
- 優先劣後方式を採用しているため、リスクヘッジができている
- マスターリース契約で投資家のリスクを低減
- 年利4~7%程度のミドルリターンを実現
- 運用期間が短めのキャピタル型案件が中心
『ちょこっと不動産』は、株式会社良栄が運営する不動産クラウドファンディングです。
運営会社である良栄は、不動産開発・賃貸事業において長年の実績がある不動産会社です。市場分析や用地取得・施工からアフターサービスまでを一貫して行っていて、そのノウハウを活かした不動産ファンド事業として「ちょこっと不動産」を運営しています。
投資先は、レジデンスやオフィスビル、テナントビル、店舗などで、運用期間は4ヶ月~12ヶ月と短期間のファンドが多く、短期間で投資回収できる点がメリットです。最低投資額1万円~始めることができ、年利4~7%程度のミドルターンを実現しています。
また、優先劣後方式やマスターリース契約などの仕組みを採用し、投資家へのリスクを限りなく軽減しています。
ちょこっと不動産は、歴としては浅めですが、過去全て元本割れすることなく出資金の償還がなされ、想定利回り通りの配当が行われています。計画された想定利回りを外すことなく、安定した運用を続けている実績があります。
ちょこっと不動産の基本情報
運営会社 | 株式会社良栄 |
想定利回り | 約4%〜7% |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | ・契約事務手数料:無料 ・譲渡事務手数料:11,000円 ・相続事務手数料:11,000円 ・出金手数料:GMOあおぞらネット銀行の場合145円(それ以外は無料) |
運用期間 |
4ヶ月〜12ヶ月 |
運用実績 | 〇 |
公式サイト | https://chokotto-fudousan.jp/ |
ちょこっと不動産の口コミ・評判
-
ちょこっと不動産の口コミ・評判は?特徴やメリット・デメリットを解説
大手企業運営の不動産クラウドファンディングの選び方
ここでは、大手企業運営の不動産クラウドファンディングの選び方をまとめます。
①運用期間は短期か長期か
不動産クラウドファンディングの運用期間は、一般的に3ヶ月~1年程度の短期と、2~3年の長期の2種類があります。比較的短期間のものが多いですが、中には10年という長期運用のファンドもあります。
3ヶ月~1年程度の短期運用は資金の拘束期間が短いため、投資リスクが低く、結果が出るのも早いというメリットがあります。
一方、2~3年の長期運用は長期にわたって分配金を受け取れるため利益が高くなりますが、経済や市場の変化の影響を受けやすいというデメリットもあります。
不動産クラウドファンディングでは、原則として運用期間中の中途解約や譲渡はできません。そのため、急な資金が必要になった場合でも、解約して現金化することはできません。
余裕資金を充てたり、短期ファンドを選んだり、あらかじめリスクに備える必要がある点は注意しておきましょう。
②利回りとリスクのバランス
不動産クラウドファンディングは投資商品であるため、利回りは重要な要素です。
ただし、高利回りが必ずしも良い投資とは限りません。リスクとリターンのバランスを考慮することが大切です。大手企業が運営している場合、比較的安定した利回りを提供するケースが多いです。
プロジェクトごとのリスク情報がきちんと開示されているかも確認しましょう。物件の所在地、タイプ、賃貸需要などが詳細に説明されているかがポイントです。
③運営手数料や税金面
運営手数料がどの程度かかるか、また、どのタイミングで発生するかを事前に確認する必要があります。大手企業のサービスであっても手数料の違いはあるので、手数料が投資リターンに与える影響を考慮しましょう。
不動産クラウドファンディングでは、分配金に対して所得税や住民税がかかることがあります。税務申告が簡便かどうか、企業側でサポートがあるかも確認ポイントです。
④投資先の多様性
マンション、商業施設、一棟ビル、戸建て住宅など、さまざまな不動産への投資が可能なプラットフォームが好ましいです。多様な物件に投資できると、リスク分散が図りやすくなります。
物件がどの地域にあるのか、また、住宅用か商業用かなどのセグメントも重要です。地域やタイプによってリスクが異なるため、分散投資をするためにも、複数の選択肢があるかを確認しましょう。
⑤運営会社の上場の有無
運営会社が安定しているかどうかも重要なチェックポイントです。安定している運営会社を選ぶことで、投資家の資金が守られるだけでなく、信頼性の高い案件に投資することができます。
また、質の高い案件が多く、倒産リスクが低い運営会社を選ぶことも重要です。安心して投資を行いたい人は、運営会社の実績や信頼性をしっかりと確認してから投資を検討することをおすすめします。
大手上場企業運営の不動産クラウドファンディングを利用するメリット
ここでは、大手上場企業が運営している不動産クラウドファンディングのメリットを解説します。
①倒産よる元本割れのリスクが低い
上場企業や上場企業のグループ企業が運営している不動産クラウドファンディングは、運営会社の倒産による元本割れの可能性が非上場の会社に比べて低いです。
厳しい基準をクリアして証券取引所に上場しているので、非上場企業と比較すると、財務状況に余裕があり倒産リスクは低いと言えるでしょう。
ただし不動産クラウドファンディングは国土交通省から事業の認可を得る際に資本金1億円以上など、人的・資本的体制について厳しい審査が行われます。
そのため、非上場企業でも『COZUCHI』を運営するLAETOLI株式会社ように累計調達額200億円を突破している企業や、『ちょこっと不動産』を運営している株式会社良栄のように着実に内部留保を確保しつづけている超安定経営の企業もあります。
②IR情報を確認できるので経営状況を把握しやすい
上場企業は、ホームページでIR情報が公開されているため、経営状況や財務状況を把握しやすいメリットがあります。
不動産クラウドファンディングでは投資家は少なくない資金を運営会社に預ける形となるので、運営会社の経営状況をしっかり数字で把握できるのは安心感に繋がります。
③安定性の高いファンドに投資できる
大手上場企業やそのグループ会社が運営する不動産クラウドファンディングでは、自社開発の不動産物件や親会社が手掛けるプロジェクトなど、その会社ならではの信頼性・安定性の高いファンドを多く扱っています。
自社開発・自社保有物件ゆえにどこよりも詳細な情報を保有していますし、運用もしっかり利益の出る形で行われます。
こうした自社開発・運用のファンドは投資家にとってはリスクの低い安定した投資対象となるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
個人レベルでは上記のような大型案件に投資することはできませんので。
④リスク管理が徹底されている
上場企業は十分な資本力を持ち、万が一の損失にも耐えられるリスク管理体制が整っています。
プロジェクトが失敗した場合にも、資本力のある企業が運営していることで損失リスクが低減される可能性があります。
専門の運用チームが物件の管理やメンテナンス、運用計画の立案を行うため、個別投資家が直接管理する必要がなく、投資リスクが抑えられます。
⑤多様な投資商品が用意されている
大手上場企業は様々な投資商品を提供できる余力があり、地域や物件の種類に応じた多様なプロジェクトを選択できることが多いです。
これにより、分散投資や異なるリスクプロファイルに対応した投資戦略が立てやすくなります。
⑥投資家へのサポートが充実している
上場企業は高度な投資家サポート体制を持っており、定期的なレポートや情報提供を通じて投資状況を把握しやすくなります。
また、投資家専用の問い合わせ窓口など、サポート体制が充実している場合が多いです。
大手企業が運営するプラットフォームは、セキュリティやシステム管理が強固であり、個人情報や資金の安全が確保されています。
⑦高い資産運用のノウハウを持っている
大手上場企業は、長年にわたり不動産や金融に関連するビジネスを展開していることが多く、優れた資産運用のノウハウを持っています。
そのため、物件選定やリスク管理が緻密に行われ、投資パフォーマンスの向上が期待できます。
資産価値の高い物件に投資できる機会が多く、安定したリターンを得やすいです。上場企業は良質な不動産ネットワークを持っており、高い収益性が見込まれるプロジェクトに投資できる点が強みです。
大手上場企業運営の不動産クラウドファンディングを利用するデメリット
一方で、大手上場企業が運営している不動産クラウドファンディングのデメリットは下記の通りです。
①想定利回りは低いめの傾向がある
投資対象としての安定性が高い大手・上場企業の不動産クラウドファンディングですが、非上場企業の運営と比較して唯一劣るのが想定利回りが低い点です。
不動産投資型クラウドファンディングの利回りは約3~5%程度になります。その中でも、利用するサービスや投資する不動産の種類によっても利回りは変化しますが、目安として利回り5%以上は高いと覚えておきましょう。
その中で、非上場の不動産クラウドファンディングでは年率10%の想定利回りを出しているファンドもあります。一方、大手・上場企業運営の不動産クラウドファンディングでは年率3%〜5%程度と相場通りになっていることが多いです。
とはいえ、その他の投資案件と比較すると、不動産クラウドファンディングの安全性は群を抜いていますし、FXや仮想通貨、株の信用取引などの投機的な取引に比べると元本を毀損するリスクは低く、運営会社が上場・非上場どちらであっても低リスクな不動産金融商品です。
しかも、不動産クラウドファンディングの最大の魅力は少額で多くの商品に分散投資できることです。そのため、高利回りを求める方は、大手上場企業の案件に申込み、安全性を確保しつつ、高利回り案件を扱っている非上場企業の案件にも並行して投資しておくと良いと思います。
②投資案件が人気で競争が激化し申し込めない可能性が高い
不動産投資型クラウドファンディングは、これまで説明してきた通り、気軽にどなたでも投資することが可能ですが、その反面、人気がありすぎるため投資したくてもできないことが多いです。
特に、上場企業のクラファンは安定性が高いので、競争倍率が高く申し込めないことも多々あります。人気のサービスでは募集から1分足らずで応募上限が埋まってしまうことも多々あるため、投資する機会を逃してしまうことも珍しくありません。
投資できないまま現金で持っている期間は金利がゼロですので、投資効率も落ちてしまいます。この課題に対して、最近では先着順ではなく抽選方式のサービスも増えてきました。複数のサービスに登録しつつ、抽選でも応募していくことが成功させる秘訣となります。
③運営側の利益優先の可能性
大手上場企業は、株主への利益還元や自社の利益を重視するため、投資家よりも企業側の利益を優先するような運営方針が取られる可能性があります。
これにより、投資家にとって最適な投資条件やリターンが保証されない場合があります。
大手企業は信頼性が高い一方で、運営にかかる手数料が高めに設定されていることがあり、結果として投資家が得るリターンが減少するリスクがあります。
④1つの案件に対する依存度が高くなる傾向がある
大手上場企業は大規模なプロジェクトに投資する傾向がありますが、これにより一つの案件に対する依存度が高くなり、万が一プロジェクトが失敗した場合、損失も大きくなる可能性があります。
また、小規模な高収益案件が選ばれにくい点も、成長性を求める投資家にとってはデメリットです。
⑤個別対応の柔軟性が低い
大手上場企業は多くの投資家を相手にするため、個別対応や柔軟なサービスが提供されにくい場合があります。
個々の投資家のニーズに合わせたカスタマイズや細やかなサポートが期待しにくく、パーソナライズされたサービスを求める投資家にとっては不満が残るかもしれません。
まとめ:大手上場企業の不動産クラウドファンディングは信頼性抜群
今回は、大手上場企業の不動産クラウドファンディングを紹介しました。
主要な不動産投資型クラウドファンディングを徹底比較すると、出資者の安全性を高める優先劣後方式は採用していることや、1口1万円からの少額投資を可能にしている点はほぼ共通です。
また、扱う物件の種類や数にも非常に差があり、長期運用か短期運用かも分かれています。
現時点で多くの不動産事業会社がクラウドファンディングについては発展途上ですが、総合的に満足できて、安心して投資ができるサービスをぜひ見つけてみてください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
関連記事