こんにちは。サクフリ編集部です。
サクフリブログは、デジタルマーケティング支援に特化したWebコンサルティング会社である『サクフリ株式会社』が運営しているオウンドメディアです。
「IT業界への架け橋になる」というテーマで、IT業界の基礎知識やWebスキルの習得方法を発信。習得後の「IT業界への転職」や「フリーランスとして独立」する方法も発信しています。
今回は、Webライターはブログを作成するのがおすすめという記事を書きました。
当社の代表である僕は今、20名を超えるWebライターを抱える、「Webディレクター兼Webメディア編集長」として、7個のメディアを運営しています。
その経験を踏まえて、この記事で解説する「Webライターがブログをやるべき理由」を確認して、「Webライター向けブログのやり方」を実践すれば、クライアントから仕事依頼をしっかり獲得できるWebライターになれますよ。
この記事では、編集長として20名のWebライターをディレクションしている僕が、「クライアント目線で思うこと」や「Webライターだったころに実際に経験したこと」を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Webライターとは?初心者におすすめの副業
Webライターとは、Web媒体の記事を執筆する仕事を意味します。調べ物の際にネット検索して出てくる記事の大半は、Webライターが執筆しています。
クラウドワークスのような『クラウドソーシングサイト』で募集していて、他副業に比べて敷居が低いので、初心者・未経験者も取り組みやすいのが特徴です。
実際に僕も下記のような内容で発注していた経緯もありました。
ただし実際のところ、稼げている人とそうでない人がいるので、収入を得るためにはブログ作成やスキルなどで、差別化の工夫が重要になりますね。
クライアント目線で、Webライターにブログをおすすめする理由3つ
編集長としてクライアント側にいる僕が思うこととして、「Webライターにブログをおすすめする理由」をピックアップしました。
ブログの有無はWebライターの収入に大きく影響するので、以下でそれぞれの理由を確認してみてくださいね。
①実力不明の人に依頼するリスクが高すぎる
Webライターにブログをおすすめする理由は、実力がわからない人に仕事を依頼できないと感じるからです。
実力不明な人に仕事を依頼するのは、普通にリスクが高すぎるので、まずポートフォリオとしてブログ記事を確認したいんですよね。
実際に編集長として、仕事を依頼するWebライターのポートフォリオを確認できなかった場合、以下のようなリスクを考えていました。
リスク
- 低品質な記事を書くかも
- 修正が多すぎて自分で書く羽目になるかも
- 最終的に他のライターを探すことになるかも
正直なところ、テストライティングで断るのも神経使うので、最初から大丈夫そうな人とやりとりしたいです。なのでテストライティングの結果がいまいちでも、ブログの記事が良い感じだったらお願いすることもあります。
いくら良い提案文をもらっても依頼しにくいので、仕事の受注率をあげたい方はブログを作っておきましょう。
②人間性がわからないと依頼しにくいから
Webライターにブログを作ってほしい理由の2つ目は、人間性がわからない方には仕事を任せにくいから。というのも、トラブルが発生してしまうリスクを避けたいので、まずはブログで人間性を確認したいんですよね。
以下のようなトラブルは、非常に嫌な気分になるし仕事に悪影響を及ぼすので、絶対に避けたいとクライアント側は思ってます。
考えられるトラブル
- やりとりが傲慢でコミュニケーション不可
- 修正に対応してもらえない
- アカウントに悪い評価をつけられる
- SNSで悪口を言われる
ブログで人柄の良さや素直さなどが伝われば、実力がなくても「成長性はありそうだな。仕事を依頼してみよう」などに繋がったりするのでおすすめ。
③ブログがないと本気さを感じられないから
Webライターにブログ運営をおすすめするのは、ブログ・ポートフォリオのない場合、やる気がないようにも見えてしまうからなんです。
ちょっと厳しい意見になってしまうのですが、ポートフォリオ必須案件が多いのにブログをやっていないのは、「ちょっと試しにWebライターを登録してみたよ」っていうレベルにも見受けられます。
実際に僕が編集長としてWebライターを採用した際、多少実力が足りない方もいましたが、「ブログも本気でやってるし、仕事を投げてもいいかもしれない」と思い、採用したこともあります。
Webライターとしての実力が足りなくてもできることなので、ブログを運営して本気度のアピールにつなげましょう。
元Webライター経験から、ブログをおすすめする理由4つ
僕自身がWebライターとして活動していた時に感じた「ブログをおすすめする理由」を解説します。正直Webライターとして稼ぐためには「ブログ必須だな」と実感していたので、以下の理由を収入アップの参考にしてくださいね。
①自分の資産を作ってアピールになるから
Webライターにブログをおすすめする最大の理由は、培ったWebライティングスキルを活かして、ブログを書くことで「自分の資産」を作れるからです。
僕は2年でブログ収入をある程度満足のいく結果を達成できたのですが、それは「自分の資産」としてずっと記事を書き続け、積み上げてきたからなんですよね。
ライティングスキルを伸ばすことは重要ですが、ずっとWebライテーとして働き続けて記事を納品していても、「会社の資産」にはなりますが、「あなたの資産」にはなりませんよね?
②Webライティングスキルが身につくから
Webライターとして仕事で執筆する場合、Webライティングスキルが伸びないこともあります。なぜならクライアントが定めた「表現」や「文章の書き方」をしないといけないからです。
一方、ブログでは、自分ルールで好きなように執筆できるため、Webライティングスキルを学ぶ練習ができます。
またWebライター初心者は、執筆前の実力テスト「テストライティング」に受からない可能性が高いので、事前にブログで練習することで、合格率を高めるやり方がおすすめです。
③SEO・Webマーケティング知識が深まるから
ブログを運営すれば、高収入Webライターになるための必須スキル「SEO」や「Webマーケティング」の知識が身につきます。というのもSEOやWebマーケティングの知識って、自分でサイト運営しながら学ばないと身につかないからです。
たとえば、あなたが起業するとして以下2人から、起業に関するアドバイスをもらった場合、どちらの方が説得力がありそうですか?
- A:実際に1度も起業したことないが、起業コンサルを行なっている人
- B:18歳から起業し、3度失敗したが、4社目で年商1億の会社を作った社長
おそらくBさんの話を聞きたいはずですよね?これはブログに置き換えても同じです。
「知識だけ知っている人」と「実践レベルで理解している人」では、記事の品質にも差が出ますし、任せられる作業内容とかも変わってきます。
僕もそうでしたがブログに取り組めば、実践レベルでブログ運営スキルや、SEOライティングが学べるのでまじでおすすめです。
④WordPressの実践的スキルが身につくから
Webライターにブログ運営をおすすめする理由は、入稿作業で利用することの多い「WordPress」の知識が身につくからです。
クライアントの立場からお話をすると、お仕事をお願いしたいのは、「記事を書くだけのWebライター」よりも「記事を書いて、Wordpress入稿もできるWebライター」です。後者の方が、前後の文脈なども理解して、適切に入稿作業してくれるので、さらに記事の品質が高まります。
収益アップ!Webライター向けブログのやり方3選
Webライター向けのブログのやり方は、以下の内容を参考にしてください。希望ジャンルの案件や、クラウドソーシング以外からの仕事を獲得できるようになりますよ。
①得意ジャンルを中心に書く
Webライターがブログをやる場合、好きなジャンルを中心に執筆するやり方がおすすめです。というのもブログで書いた記事は、そのまま得意ジャンルとして認識されるので、好きな分野の依頼を受けやすくなるからですね。
なおテーマは、2〜3個くらいに絞って更新していけば、得意ジャンルも伝わりサイト自体も育つので効率的ですよ。
得意分野の記事はスラスラ更新できるはずなので、案件獲得とブログ収益アップを目指して実践してみてくださいね。
②Webライターの活動報告やノウハウ記事なども書く
Webライターとしての活動を加速させるためには、Webライターの活動報告記事や、Webライティングのノウハウ記事を書くのもおすすめです。というのも、活動報告などの記事を書いてTwitterなどで拡散すれば、仕事が入る可能性が高まるから。
以下のようなツイートとか目にとまりますよね↓
Webライターの記事の書き方をブログにまとめました(^^)
初心者さん向けの記事となっております。
記事を速く書く方法も解説してるので、お役に立てばうれしいです(^^)
Webライターの記事の書き方6ステップ【速く文章を書くコツも紹介】https://t.co/nJZjPqmamk
— 佐藤誠一@Webライター (@seiichi_satoweb) December 5, 2019
実際に、スキルがありそうなWebライターをTwitterで探すクライアントは結構多いですよ。
クラウドソーシング以外でも仕事を受けられる経路を作るのは、収入の安定化に重要なので、記事を書いて拡散していきましょう。
③プロフィールから仕事が入る流れを作る
Webライターの方は、仕事の依頼が入るプロフィールページをブログ内に作っておきましょう。なぜならクラウドソーシングを介さず、たまたまブログを見て仕事の依頼をくれるケースもあるからです。
仕事を獲得するためには、以下の要素が入ったプロフィールを作ればOKですね。
- Webライターになるまでの経歴
- できる仕事内容
- 公表できる仕事の実績(最初はなくてもOK)
- 記事作成料金の目安(最初はなくてもOK)
- お問い合わせフォームへの内部リンクボタン
Webライターがブログを書く際の注意点3つ
Webライターにブログはおすすめですが、「更新状況」や「更新内容」によっては、クライアントから「ブログは手抜きだな」と思われてマイナスの印象を持たれる場合もあります。
以下にブログ運営で注意すべき点をまとめたので、収入アップにつながるブログを作るためにも、チェックしてみてください。
①忙しくても更新は続ける
Webライターの収入アップにつなげるためには、忙しくても記事の更新は続けましょう。なぜなら最終更新履歴が数ヶ月前とかになっていると、あんまり活動していない雰囲気が出てしまうから。
Webライターやりながらブログ書くって結構大変なんですが、最低でも週1〜2本程度は、更新することをおすすめします。
活発に活動している雰囲気を出すために、なるべく更新は怠らないようにしましょう。
②手抜き記事はやめる
仕事の受注率を上げるためにも、手抜き記事は絶対に書かないようにしましょう。
当たり前ですが、クライアントは記事の質でWebライティングのスキルを測るので、レベルの低いWebライターに仕事を依頼しようとは思わないです。
多少更新頻度が落ちたとしても、時間をかけて仕事で書くのと同等以上の品質を心がけましょう。しかも低品質な記事をいくら量産しても、ブログの収益化にもつながらないですからね。
品質の高い記事を書く場合、下記を参考にすると、具体的にあなたが学ぶべき順番が見えてきますよ。
③過激な発言はやめる
Webライターの活動にブログを活用するためには、絶対に過激な発言をしないように心がけましょう。なぜならば過激な発言をしている人は、トラブルを起こす可能性が高いので、仕事を依頼したいと思えないからです。
僕だったら、以下のような言動は「ちょっと嫌だな」と思う可能性が高いですね。
- 誰かに対する「暴言や愚痴」
- 政治や宗教に関する「極度に偏った意見」
たとえば常識的に考えて「暴言や愚痴」を発信する人は、自分も言われそうで関わりたくないですね。
当社の例外:Webライタースクールの卒業を証明できれば発注します
今まで、Webライターの方にはブログを開設することをおすすめしてきました。ブログを開設してポートフォリオがないと信頼してもらえず、仕事を獲得できなからですね。
ただ、当社の場合は「Webライタースクールをしっかりと卒業したことを証明できる場合」は仕事を発注しています。
簡単に当社のご紹介をさせてください。弊社は『サクフリ株式会社』というデジタルマーケティング領域に特化したWebコンサルティング会社です。Web制作からSEO対策、広告運用、SNS運用をはじめとしたマーケティング、収益化までワンストップで支援しています。
当社では、現在7つ程のメディアを運営しており、Webライターさんを募集しております。当社の場合は、下記で紹介しているスクールを卒業している方であれば、面接をさせていただいた後に採用をしております。
僕もWebマーケティング会社の社長様とつながりがありますが、けっこうWebライタースクールの卒業生を積極的に採用している方も多いです。
弊社も例外ではないので、もしこれからWebライティングを学ぶ方は、下記のようなWebライタースクールに通ってみのも1つの手だと思いますよ。
ブログは作るべき?初心者Webライターに聞かれる質問7個【Q&A】
最後に、初心者Webライターの方によく聞かれる質問をピックアップしました。
編集長として何十人もWebライターのディレクションに関わってきた中でも、やっぱり稼げるようになってくれるのが1番嬉しいので、まだブログをやるか迷っている方は、以下の質問と回答を参考にしてみてください。
①無料のはてなブログとかでもいいの?
Webライターにおすすめなのは、断然WordPressです。なぜなら、WordPressの方がWebライターにとってメリットが多いからですね。
- WordPressのスキルが身につく
- 自由度が圧倒的に高いのでブランディングしやすい
- 圧倒的に収益化しやすい
- SEO・Webマーケスキル実践しやすい
実際、はてなブログでブログデビューした人の中には、「WordPressにしておけば良かった」っていう方が多いですよ。
はてなブログを使っているクライアントはいませんし、非常に収益化しづらいのでWordPressがおすすめです。
②仕事で書いた記事はブログで紹介してもいいの?
まずはクライアントに確認しましょう。勝手に「この記事は自分が書きました!」みたいな告知をしてしまうと、契約上のトラブルになる可能性があるので。
自分の名義が記載されている記事は、問題ないケースが多いはずですが、記名なしの記事はNGな可能性が高いでしょうね。
不要なトラブルを招かないためにも、クライアントに確認するのは大切なマナーですね。
③ブログって本当に収益化できるの?
ブログの収益化は可能です。なぜなら、僕自身が2年である程度の収入を達成して法人化もできたからですね。なおブログ収益化に重要になるのは、以下の2点です。
- ライティングスキル
- Webマーケティングスキル
WebライティングスキルとWebマーケティングスキルを身につけ、戦略を立てて運営すれば月20〜30万円くらいは稼げるようになりますよ。
そしてブログ運営は、上記2つのスキルが身につくのでおすすめしているわけですね。
④提案する時にブログURLを送っていいの?
仕事に応募する際に、ブログ記事のURLを送ればOKです。
なお提案文を贈る際には、「守秘義務の関係で仕事で書いた記事はお見せできないので、自分のブログ記事を送らせて頂きます。」とコメントを添えておくとなおよしですね。
ポートフォリオがあるとないでは、受注率が雲泥の差になるので、どんどん送りましょう。
⑤バズる系の面白記事を書いてもいいの?
基本的にはSEOを意識した記事で執筆することをおすすめします。理由としてはクラウドソーシングで受けられる仕事は、大半が検索エンジン流入を目的とした記事の執筆だからですね。
SNSでバズるようなオモシロイ記事がNGなわけではありませんが、仕事につながりにくいのは間違いないですね。しかも、ものすごく高品質な記事でもなければ、面白コンテンツの収益化は困難を極めますよ。
ブログというと面白コンテンツを想像する方もいますが、基本は仕事で受けるのと同じSEO記事を執筆しましょう。
⑥ポートフォリオ必須案件はブログがあれば申し込んでもいい?
「ブログ記事NG」など書かれていなければ、全然OKです。そもそもポートフォリオとは、実績・力量がわかる作品集を意味します。なのでポートフォリオと言っても、明確に決まった形式があるわけではないので、普通にブログで大丈夫ですよ。
紙媒体の界隈だと、「どのようなメディアで書いていたか?どのくらい反響があったか?」など細かく見られるみたいですが、Webでは実力がわかれば余裕でOKです。
⑦書いたブログ記事はクラウドソーシングのプロフに貼ったほうがいい?
ブログで記事を書いたら、クラウドソーシングのポートフォリオにURLを貼り付けましょう。
案件に応募しなくても、ライターアカウントのプロフィールを見て、クライアントからオファーすることも多いからですね。
せっかくブログで記事を書いても、誰にも読まれなかったら意味ないので、必ずクラウドソーシングなどの仕事を獲得するサイトで公表して、あなたを知ってもらうきっかけを増やしていきましょう。
ブログ&Webライターで効率的に収入アップしよう
今回は、Webライターにはブログ運営がおすすめという話をしました。
今回紹介した「ブログを作成すべき理由」を理解して、 「Webライター向けのブログのやり方」を実践すれば、Webライティングの収入をアップして稼げるライターになれます。
弊社では、WebライタースクールやWebマーケティングスクールの卒業生を積極的に採用しています。下記で「Webライティング」や「Webマーケティング」を学ぶのにおすすめのスクールを紹介しておくので、ぜひ参考にしてみてください。
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皆さまと会えることを楽しみにしております。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考:Webライティングや記事執筆代行の費用相場についても気になる方はご確認ください。