自社サービスやECサイトの売上を伸ばすには、成果報酬型のアフィリエイト広告をどう設計・運用するかがカギになります。
本記事では、実績・運用体制・ASP機能の有無など多角的に比較しながら、いま注目したいアフィリエイト広告代理店・運用代行会社をまとめました。
あわせて選び方や料金体系、依頼メリットも整理しているので、パートナー選定の参考にしてください。
また、「サクフリ株式会社」では、SEO・AI領域で培った検索流入ノウハウと、成果報酬型アフィリエイト広告の運用力を掛け合わせたアフィリエイト運用を実施しています。

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アフィリエイト広告代理店・運用代行会社おすすめ11選
アフィリエイト広告の成果を最大化するには、優秀な運用パートナー選びが欠かせません。
しかし一口に代理店といっても、成果報酬モデルの設計力に強みを持つ会社もあれば、独自システムで複数ASPを一元管理できる会社、あるいは薬機法や景表法に対応したコンプライアンス体制を武器にする会社など、特色は千差万別です。
本章では「運用実績」「不正対策・法令順守」「データ分析基盤」「クリエイティブ改善力」「料金モデルの透明性」という5つの評価軸をもとに、特に信頼性と成果再現性の高い会社を厳選しました。
自社の課題やフェーズに合ったパートナーを絞り込む際の比較材料として、ぜひお役立てください。
サクフリ株式会社
おすすめポイント
- 自社所有のインハウスASPで成果計測をリアルタイム可視化
- 不正トラフィック自動判定システムで広告費ロスを削減
- SEO×アフィリエイトを同一チームが運用し高速PDCAを実現
- LP・バナー・記事LPを内製し、週次でCVR改善テストを実施
- 薬機法・景表法チェック専任チームが表現リスクを徹底管理
『サクフリ株式会社』は、SEO・AI領域で培った検索流入ノウハウと、成果報酬型アフィリエイト広告の運用力を掛け合わせた総合型のWebマーケティング企業です。
自社所有のインハウスASP基盤を保有しており、複数ASPの成果データをリアルタイムで統合できるため、クリックや重複CV、不正CVを秒単位で検知・可視化しながら報酬テーブルや入札単価をスピーディーに最適化できます。
広告表現に関しては薬機法・景表法を熟知した専門スタッフがリライトやレビューを担当し、AIベースの不正検知エンジンと合わせたダブルチェック体制でブランドセーフティとコンプライアンスを徹底しています。
さらに、SEOコンサルタントとアフィリエイト運用チームが同じ組織で連携し、キーワード選定からLP構成、バナーや記事LPのA/Bテストまで週次サイクルで改善を実施。
検索ボリュームの急増キーワードを素早く広告クリエイティブに落とし込み、潜在層から顕在層まで切れ目のない集客導線を構築します。
LP・バナー制作やユーザーテストも内製しているため、D2C・SaaSをはじめとする獲得効率重視の案件で短期間にCPAを圧縮しつつ、購入後のメールシーケンスやリタゲ広告まで一気通貫で設計してLTVを引き上げることが可能です。
料金プランは初期費用ゼロの完全成果報酬型から月額固定+成果報酬のハイブリッド型まで柔軟に用意しており、ダッシュボード上で費用対効果を常時確認できるため、投資判断がしやすい点も評価されています。
短期でCPA改善を図りながら、中長期でLTVを最大化したい企業にとって、戦略設計・クリエイティブ・データ分析・リスク管理をワンストップで任せられる有力なパートナーと言えるでしょう。
設立日 | 2024年1月 |
代表取締役 | 布川 貴大 |
費用 | 完全成果報酬で対応可能 |
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C |
公式HP | https://sakufuri.jp/ |
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株式会社フォースリー
おすすめポイント
- 複数のASPを一元管理できる「クオリザ」でレポート集計と二重成果発生を防止
- 広告掲載面を自動監視する「ログリザ」で薬機法・景表法リスクをリアルタイム検知
- EC・美容・金融など高単価ジャンルでCPAを大幅に圧縮した運用実績が豊富
株式会社フォースリーは、独自開発した「クオリザ」と「ログリザ」を中核に据え、アフィリエイト広告の配信・管理・監査をワンストップで行う運用代行会社です。
クオリザは複数ASPの成果データを一括で集計し、重複コンバージョンを自動で除外するため、レポート作成にかかる工数と誤請求リスクを最小化できます。
一方、ログリザは広告の掲載面を24時間体制でキャプチャ・記録し、表現違反や不正トラフィックを検知すると即時アラートを発報。
薬機法・景表法のチェック担当と連携しながら不適切なメディアを迅速に停止できるため、ブランドイメージを損なわずに運用を続けられます。
こうしたシステム主導の運用基盤に加え、金融・健康食品・コスメなど規制が厳しい分野で培ったクリエイティブ改善ノウハウを保有している点も強みです。
「広告費の無駄を削減したい」「成果データを正確かつ効率的に管理したい」企業にとって、堅牢なコンプライアンス体制と高い運用効率を両立する頼れるパートナーと言えるでしょう。
設立日 | 2012年7月2日 |
代表取締役 | 林 勇輝 |
費用 | クオリザ:月額利用料40,000円〜 ログリザ:月額利用料100,000円〜 |
所在地 | 東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ8F |
公式HP | https://43s.co.jp/ |
株式会社サイバーエージェント
おすすめポイント
- Performance GOで大規模運用を自動最適化
- テレビ・ABEMA・SNSを連携したクロスメディア施策
- CA Dashboardで複数ASP成果をリアルタイム可視化
株式会社サイバーエージェントは、AIとデータテクノロジーを核にした統合型デジタルマーケティングを展開する国内最大級の広告代理店です。
アフィリエイト領域では独自開発の運用プラットフォーム「Performance GO」を用い、各ASPから取得した成果データを常時モニタリングしながら最適なアクションを自動立案。専門チームが媒体社との交渉まで即時実行することで運用スピードと精度を両立しています。
さらに「CA Dashboard」と連携し、メディア別ROIを可視化しながら報酬テーブルや入札単価を柔軟に調整可能です。
テレビCMやABEMA、SNS広告などの資産を活用したクロスメディア戦略も強みで、認知拡大からコンバージョン刈り取りまで一気通貫で支援します。
規模の大きなキャンペーンを短期立ち上げしたいナショナルクライアントや、マス広告とのシナジーを重視する企業に最適なパートナーと言えるでしょう。
設立日 | 1998年3月18日 |
代表取締役 | 藤田 晋 |
費用 | 要確認 |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers |
公式HP | https://www.cyberagent.co.jp/ |
株式会社Hakuhodo DY ONE
おすすめポイント
- 自社配信基盤「WISE Ads」で多様な外部データを統合し高精度ターゲティング
- 博報堂DYグループのテレビ・OOH・デジタルを横断したフルファネル施策
- Microsoft Advertising / Baiduなど国内外プラットフォームのエリートパートナー認定
株式会社Hakuhodo DY ONEは、博報堂DYグループのデジタル専門会社として3,000名規模の体制を誇り、アフィリエイト広告では独自プラットフォーム「WISE Ads」を中核に、@cosmeユーザーデータをはじめとする外部データと連携した精緻なターゲティング配信を実施。
テレビCMやOOH、SNS広告とシームレスに統合できるため、認知から刈り取りまで一貫したコミュニケーション設計が可能です。
また、Microsoft Advertisingの「Elite Partner」やBaiduの「Premier Partner」など国内屈指の運用実績を背景に、海外検索・Eコマースプラットフォームもカバー。
大規模ブランドのフルファネルマーケティングを短期間で立ち上げたい企業にとって、高度なデータ活用と統合運用を両立できるパートナーと言えるでしょう。
設立日 | 1997年11月 |
代表取締役 | 小坂 洋人 |
費用 | 要確認 |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー21F |
公式HP | https://solutions.hakuhodody-one.co.jp/ |
ZOOST株式会社
おすすめポイント
- 自社EC「家具350」で培った実践データを活かした運用ノウハウ
- リスティング・SNS広告からLP制作まで3,000社超のワンストップ支援
- 12年以上の運用実績とLPO改善でCPAを継続的に圧縮
ZOOST株式会社は、Web制作・LP制作・広告運用のプロフェッショナル集団として累計3,000社以上を支援してきたデジタルマーケティング企業です。
最大の特徴は、自社でゼロから立ち上げたECサイト「家具350」で月間数百万円規模のアフィリエイト売上を継続している点にあり、その成功パターンをクライアント案件に横展開することで、机上の理論にとどまらない実務的な施策を提供しています。
運用歴12年以上のアカウントマネージャーがキーワード設計から入札調整、広告文作成、LPOまで一貫して担当し、日々のデータ分析をもとにCPAを着実に圧縮。広告費に対して20%の明朗な運用手数料(最短契約3カ月)というシンプルな料金体系も導入ハードルを下げています。
リスティングやSNS広告とアフィリエイトを組み合わせ、短期間で成果を伸ばしたいEC事業者や中小企業にとって、経験値と実装力を兼ね備えた有力なパートナーと言えるでしょう。
設立日 | 2007年6月 |
代表取締役 | 芳賀 一生 |
費用 | 確認要 |
所在地 | 東京都中央区日本橋2丁目2-3 RISHEビル 4F |
公式HP | https://zoost.inc/ |
株式会社ADrim
おすすめポイント
- メディア向けセミナー開催で商材理解を深め、高品質な掲載を実現
- 独自ワンタグ「ADlocate」で複数ASPを一括管理し、二重成果を防止
- 週3回のメディア開拓と2名体制のサポートで成果拡大をスピーディに支援
株式会社ADrimは、アフィリエイト広告における“媒体との関係構築力”と“運用スピード”に強みを持つ広告代理店です。
掲載面の質と量を両立するため、アフィリエイター向けの勉強会や個別セミナーを積極的に実施し、商材の深い理解を促進。広告表現の精度を高めながら、質の高い掲載を実現します。
さらに、独自のワンタグシステム「ADlocate」を活用することで、複数ASPの成果を一元管理でき、重複成果やトラッキングミスといったトラブルを未然に防止。
加えて、広告主1案件あたり2名体制での運用サポートを行っており、戦略設計から運用、改善提案までスピーディかつ丁寧に対応してくれます。
美容・医療・人材・教育など幅広い業界で実績があり、成果重視の広告展開を目指す企業にとって心強いパートナーといえるでしょう。
設立日 | 2016年4月1日 |
代表取締役 | 石上 為将 |
費用 | 確認要 |
所在地 | 東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork KANDA SQUARE内11F |
公式HP | https://adrim.co.jp/ |
株式会社メディックス
おすすめポイント
- 報酬設計とメディア選定を戦略的に最適化し、CPAを抑えつつ成果を最大化
- ASPとの交渉・掲載強化を積極的に推進し、多くの掲載面で安定露出
- デジタル広告全体(リスティング・SNS・動画広告など)を一括サポートできる体制
株式会社メディックスは、創業から35年以上、従業員数約300名規模でデジタルマーケティング領域を幅広く支援する老舗代理店です。
アフィリエイト広告においては、ASPごとの報酬設計を適切に見極め、成果につながりやすいメディアへの掲載を推進する施策で、CPA抑制と獲得数の向上を両立。複数ASPを横断して掲載先を交渉し条件改善を図ることで、安定した露出と獲得を実現します。
さらに同社はリスティング、ディスプレイ、SNS、動画広告など幅広い広告チャネルを一括してコンサルティング可能な体制を持っており、広告キャンペーン全体を俯瞰した統合的な戦略設計が可能です。
EC・BtoC/BtoB問わず複数チャネル一括運用に対応できる、広告主にとって頼りになる総合マーケティングパートナーと言えるでしょう。
設立日 | 1984年3月 |
代表取締役 | 田中 正則 |
費用 | 確認要 |
所在地 | 東京都千代田区神田神保町一丁目105番地 |
公式HP | https://www.medix-inc.co.jp/ |
ヴァンテージマネジメント株式会社
おすすめポイント
- 多様な広告チャネルを統合した一次代行体制
- アクセス解析+ABテストに基づく数値ドリブンなCVR改善
- 成果報酬型ではなく、月額固定型による安定した支援モデル
株式会社ヴァンテージマネジメントは、中小〜中堅企業を対象に、アフィリエイト広告をはじめとしたWebプロモーションをワンストップで提供する専門代理店です。
同社はYahoo!正規代理店、Googleプレミアパートナーとして認定されており、Web&AIパートナー事業部にてアフィリエイト、リスティング、DSP、SEO、サイト制作、LPやバナー制作、解析・改善コンサルティングまで幅広く手がけています
アクセス解析とABテストに基づくサイト最適化を重視しており、CPA・LTVの改善に直結するデータドリブンな改善施策を展開。成果報酬型ではなく、月額固定型サービスを採用することで、継続的かつ安定的な支援が可能です。
複数チャネルを横断して集客・獲得を高度に統合したい企業にとって、戦略設計から制作・運用・改善まで一括依頼できる頼もしいパートナーです。
設立日 | 2008年 8月20日 |
代表取締役 | 中山 紘太 |
費用 | 確認要 |
所在地 | 東京都中央区築地2-3-4 メトロシティ築地新富町7F |
公式HP | https://www.vantage.jp/ |
株式会社シード
おすすめポイント
- 17年以上のアフィリエイト専業代理店として、豊富な実績とノウハウ
- 独自ワンタグシステムで複数ASPの成果を一括管理、重複成果や工数を削減
- 専任スタッフによるメディア選定とLPO/EFO対応でCPA改善に注力
株式会社シードはアフィリエイト運用に特化した歴史を持ち、20年近くにわたる支援実績から蓄積されたノウハウを強みにしています。
複数ASPにまたがるタグや成果の管理を独自ワンタグで一元化することで、工数を大幅に削減。さらに、登録メディアの選定から継続的な改善提案(LPO/EFO・A/Bテスト)まで専任スタッフが担当し、広告成果と運用効率を高める体制が整っています。
成果を数値で明示しつつ効率重視の運用を求める企業には、信頼性の高いパートナーと言えるでしょう。
設立日 | 2005年11月1日 |
代表取締役 | 池田 智之 |
費用 | 確認要 |
所在地 | 東京都千代田区飯田橋2-14-2 雄邦ビル3F |
公式HP | https://www.seedinc.jp/ |
デジタルアスリート株式会社
おすすめポイント
- 1,800社以上の支援実績と3名体制の専任運用チームで安定した成果創出
- リスティング・SNS・動画広告との一括運用で集客チャネルを広くカバー
- アフィリエイターとの直接連携やセミナー開催で高品質な掲載面を確保
デジタルアスリート株式会社は、アフィリエイト広告に限らず、リスティング・SNS・ディスプレイ・動画広告など複数チャネルの統合運用を得意とする総合型マーケティング会社です。
アフィリエイト施策においては1案件につき3名体制(運用担当・進行管理・品質管理)で対応し、クライアントの商材理解を深めたうえで戦略立案からメディア交渉、成果改善まで一貫してサポートします。
さらに、アフィリエイター向けのセミナーやコンテンツ研修を積極的に実施しており、掲載面の質を高めながら獲得数を伸ばす取り組みを徹底。
短期のCV拡大だけでなく、広告の継続的なLTV向上やブランド構築を重視する企業にとって、実行力と安定性を兼ね備えた信頼できるパートナーといえるでしょう。
設立日 | 2011年7月 |
代表取締役 | 長橋 真吾 |
費用 | 確認要 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿6-24-1西新宿三井ビルディング4階 |
公式HP | https://ppc-master.jp/ |
株式会社インタースペース
おすすめポイント
- 自社ASP「アクセストレード」を活用し、成果管理と運用を一貫対応
- LP・バナー・動画まで内製可能なクリエイティブ体制
- 幅広い業界での運用実績と登録メディア85万超のネットワーク
株式会社インタースペースは、国内最大級のASP「アクセストレード」を運営し、アフィリエイト広告の設計から配信、クリエイティブ制作、メディア開拓までを一貫して手がける広告代理店です。
登録メディア数は85万件を超え、美容・金融・EC・人材など多岐にわたる業種で豊富な運用実績を有しています。
広告主には専任コンサルタントが付き、LP・バナー・動画といったクリエイティブ制作まで社内で対応可能なため、PDCAのスピードと柔軟性が高い点も特徴です。
ASPと運用支援の両機能を一社にまとめたい企業にとって、信頼性と実行力を兼ね備えたパートナーと言えるでしょう。
設立日 | 1999年11月8日 |
代表取締役 | 河端 伸一郎 |
費用 | 確認要 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル8階 |
公式HP | https://www.interspace.ne.jp/ |
アフィリエイト広告代理店・運用代行会社とは?ASPとの違い
ここでは、アフィリエイト広告代理店・運用代行会社の基礎知識を解説します。ASPとの違いも解説するので、参考にしてみてください。
アフィリエイト広告代理店(以下、運用代行会社)は、広告主とアフィリエイター(メディア)を仲介し、成果報酬型広告の戦略設計から実行・最適化まで一括で請け負う専門企業です。具体的には下記のような業務を担当します。
- 戦略立案
→商材特性やKPIに合わせた獲得シナリオ、ASP選定、報酬設計 - メディア開拓・審査
→親和性の高いサイト、SNS、インフルエンサーをリクルートし品質をチェック - クリエイティブ制作・LP改善
→広告バナー、記事LP、CVR改善テストを総合管理 - 運用・効果測定
→日次〜週次で成果を分析し、入札単価や報酬調整、不正判定を実施 - レポーティング・改善提案
→CPA、LTV、メディア別ROASなどを可視化し、次の打ち手を提示
社内に広告運用のノウハウがない企業でも、短期間で配信体制を立ち上げられる点が最大のメリットです。
ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)とは
ASPはアフィリエイト広告を配信・計測するプラットフォームを提供するサービス事業者です。主な機能は以下の通りです。
- 成果計測タグの発行・管理
- メディア会員の募集・審査・報酬支払い
- 管理画面での成果集計・レポート出力
- API連携やSDK提供によるシステム拡張
ASP自体は広告運用を代行せず、インフラ提供者という立ち位置である点がポイントです。広告主が直接操作して出稿・メディア管理を行う「セルフ型ASP」と、最低出稿金額や月額費用が不要な「成果報酬オンリー型ASP」など複数タイプがあります。
アフィリエイト運用代行会社とASPの主な違い
項目 | 運用代行会社 | ASP |
役割 | 施策設計〜広告運用まで代行 | 計測・管理プラットフォーム提供 |
人的サポート | 専任コンサルが伴走 | 基本なし(カスタマーサポートのみ) |
メリット | ノウハウ・ネットワーク即時活用、運用負荷削減 | 低コストでスタート可能、発注スピードが速い |
デメリット | 手数料が発生、最低出稿額が設定される場合あり | 運用ノウハウは自社で用意する必要がある |
向いている企業 | 内製リソースが少ない/早くスケールさせたい | 運用経験が豊富/自社に専任チームがある |
ハイブリッド型(ASP機能を持つ運用代行会社)も増加中
最近は、自社ASPを保有しつつ運用代行まで行うハイブリッド型の企業が台頭しています。
- メリット:タグ実装や請求管理が一本化され、データの一元管理が容易
- 代表例:サクフリ(インハウスASP+運用)、インタースペース(ACCESSTRADE Partner)など
広告主側はプラットフォーム導入コストと運用代行費をまとめて委託できるため、初期フェーズでも導入障壁が低くなっています。
選択のポイント
- 社内リソース・知見の有無
→ノウハウがゼロ:運用代行会社(またはハイブリッド)
→既にチームがある:ASPのみでコストを抑える - 配信規模とスピード感
→早期に大量露出を狙う場合、メディアネットワークを持つ運用代行会社が有利 - 法規制・監査体制
→薬機法・景表法リスクが高い商材は、不正検知ツールや専門審査部門を備えた代理店が安心 - 長期的なLTV戦略
→CRMやリピート施策まで視野に入れるなら、MAやD2C支援に強いハイブリッド型が向く
運用代行会社は「戦略〜実行まで丸ごと任せたい」企業向け、ASPは「運用を自社で回せる体制がある」企業向けです。また、最近では、弊社のような両者の利点を兼ね備えたハイブリッド型が近年急速に拡大しています。
自社のリソース状況と成長フェーズを踏まえ、最適なパートナー選定を行うことが、アフィリエイト広告を軸にした収益拡大の近道です。
アフィリエイト広告代理店・運用代行会社の選び方
成果報酬型広告は「誰に任せるか」でCPAもLTVも大きく変わります。ここでは、代理店を選定する際に必ず確認したいポイントを詳しく解説します。
①実績と専門領域の適合性
最初に確認すべきは「自社商材と同じ市場でどの程度の成果を上げてきたか」です。
医療・美容・金融のように法規制が厳しい領域で実績を持つ代理店は、広告表現や審査フローのノウハウを蓄積しており、コンプライアンスを担保したうえで成果を出す足腰が強い傾向にあります。
公開事例ではCV数やCPAといった短期指標だけでなく、継続率や解約率など中長期指標まで提示されているかをチェックすると信頼度を把握しやすくなります。
②戦略設計と運用プロセスの質
代理店がどのようにKGI・KPIを分解し、実行プランを設計しているかは成果を左右する重要な要素です。複数のASPをどのタイミングで使い分けるか、LPやバナーの制作をどこまで内製するかといった運用オペレーションが論理的に組まれているほど、改善サイクルは速くなります。
サクフリの場合、SEOと広告クリエイティブを同一チームが担当し、週次単位でLPのABテストと報酬設計を同時進行させることで、CPAの早期最適化を実現しています。
③不正対策とブランドセーフティ
アフィリエイト広告はアドフラウドや虚偽表現のリスクが常につきまといます。
不正検知ツールによる自動監視に加え、薬機法・景表法などを熟知したスタッフが広告面を目視確認する二重チェック体制を備えた代理店なら、ブランドイメージを守りながら運用できます。
問題発生時のエスカレーションフローが明文化されているかも忘れず確認してください。
④データ分析力と改善スピード
成果報酬型広告では、分析の深さと実行スピードが ROI を大きく左右します。
複数 ASP のデータを統合できるダッシュボードや BI 環境を持ち、日次で報酬単価や入札ロジックを調整している代理店ほど CPA 改善が早い傾向にあります。
また、広告データと CRM/MA ツールを連携し、初回 CV 後のアップセルやリテンションまで視野に入れた提案ができるかも長期的な LTV を伸ばすうえで重要です。
⑤料金体系と契約条件の透明性
最後に押さえたいのは費用構造とサポート範囲の明確さです。初期費用、成果報酬率、最低出稿額、解約通知期間などが書面で開示されているかは基本中の基本。
成果報酬型でもクリエイティブ制作費や LP 改修費が別途発生する場合があるため、追加費用の有無や KPI 未達時の対応を事前に合意しておくとトラブルを防げます。
レポートデータを解約後でも受け取れるかといったデータの帰属範囲も忘れずに確認しましょう。
代理店を選ぶ際は、自社の業界特性とリソース状況を踏まえ、上記五つのポイントを総合的に比較検討することが欠かせません。
実績・体制・リスク管理・データ活用・費用透明性のバランスが取れたパートナーを選定できれば、短期の CPA 改善と長期 LTV 最大化の両立が見込めます。
アフィリエイト広告代理店・運用代行会社の料金体系
アフィリエイト広告代理店の料金体系は、成果報酬型広告の性質上「どのように成果を計測し、どの範囲を代理店に任せるか」によって変動します。
基本的には 成果報酬型・月額固定型・ハイブリッド型(固定+成果報酬) の3パターンが多く、加えて初期費用やクリエイティブ制作費、システム利用料が発生することがあります。
ここでは、それぞれの特徴と料金イメージを詳しく解説します。
①成果報酬型(CPS・CPAモデル)
成果が発生した時点で報酬が発生する、最も一般的な料金形態です。
- CPS(Cost Per Sale)型
→商品購入1件ごとに設定額を支払う。例:1件あたり3,000〜10,000円など。 - CPA(Cost Per Action)型
→資料請求や会員登録、アプリインストールなど、特定のアクションごとに支払う。例:1件あたり500〜5,000円。
代理店は、ASPへの成果報酬(アフィリエイターに支払う金額)に加え、成果報酬額の10〜30%程度の手数料を運用費として上乗せするケースが一般的です。
成果に応じて費用が変動するため、テストマーケティングや初期導入時には導入ハードルが低い点がメリットです。
②月額固定型
広告運用やメディア管理の人件費を含め、月額30万〜100万円程度の固定費で契約するプランです。
成果に依存せず、運用や改善タスクのボリュームに応じて費用が決まるため、代理店側も長期的なブランド戦略やLTVを意識した施策を提案しやすくなります。
このモデルは、広告主がある程度のコンバージョン数を見込めるフェーズや、ASPとの直接契約を持ちつつ代理店に運用を委託したい企業に適しています。
③ハイブリッド型(固定+成果報酬)
「基本運用費+成果報酬」 という形で両方を組み合わせる料金体系です。
- 月額20万〜50万円程度の固定費+成果報酬(1件あたり数千円〜数万円)
- 最低出稿金額を設定し、その範囲内で広告費+代理店報酬を管理する
固定費で安定した運用リソースを確保しながら、成果報酬で成果を追求するため、広告主と代理店双方のメリットがバランス良く成立するモデルです。
大規模案件や、中長期的なグロース戦略を進めたい企業で採用されることが多いプランです。
④初期費用・システム利用料
代理店によっては、初期設定費用(5万〜20万円程度)やタグ設置・成果計測システムのカスタマイズ費用が発生する場合があります。
特に ASP機能を自社で持つ代理店 では、プラットフォーム利用料として月額数万円〜十数万円程度の追加費用が設定されるケースもあります。
⑤クリエイティブ制作費・オプション費用
アフィリエイト広告は LPやバナーの質が成果を大きく左右 します。
LP制作、バナー・記事LPの作成、動画広告などを依頼すると、1件あたり5万〜50万円程度の制作費が追加で発生することもあります。
また、定期的なA/Bテストやヒートマップ分析などのオプション施策も、別料金で提供される場合があります。
まとめ:料金交渉・比較のポイント
- 成果報酬額が市場相場より高すぎないか
(報酬が高いとアフィリエイターが集まりやすいが、ROIが悪化する可能性がある) - 手数料率や固定費に何が含まれているか
(メディアリクルーティング、レポート作成、改善提案など) - 契約期間や解約条件が柔軟か
(最低契約期間や解約予告期間に注意)
アフィリエイト広告代理店の料金体系は、「成果に連動する柔軟性」か「固定費での安定性」かで選択肢が分かれます。
短期でテストをしたいなら成果報酬型、長期でブランド育成やLTV向上を目指すなら固定やハイブリッド型が有効です。
複数社の料金モデルを比較し、自社のKPIやリソース状況に合ったプランを選定することが成功の第一歩です。
アフィリエイト広告代理店・運用代行会社に依頼するメリット
アフィリエイト広告は「成果報酬で無駄なく獲得できる」というイメージから、社内だけで運用すればコストを抑えられると考えがちです。
しかし実際には、メディアリクルーティングや不正チェック、法令対応、レポーティングなど専門性の高い業務が多く、経験やリソースが不足していると成果が頭打ちになりやすい領域です。
こうした課題を一挙に解決し、短期的なCPA改善と長期的なLTV向上を同時に狙えるのが、アフィリエイト広告代理店・運用代行会社に委託する最大の魅力です。
本章では、その具体的なメリットを五つに分けて詳しく解説します。
①専門ノウハウと最新トレンドを即時導入できる
アフィリエイト市場はトラッキング技術や広告表現のルールが短期間で変化します。
代理店は複数クライアントの運用を通じて最新の成功パターンを蓄積しているため、自社単独では集めにくい知見をスピーディーに活用できます。
結果として、テストと改善の初期段階でつまずくリスクを最小化し、早期にCPAやCVRを最適化しやすくなります。
②社内リソースをコア業務に集中できる
アフィリエイト広告はメディアリクルーティング、タグ管理、成果承認、レポート作成など細かなタスクが多く、運用負荷が大きい領域です。
専門代理店にアウトソースすると、社内マーケターは商品開発やブランド戦略のような上流業務へリソースを集中できます。
限られた人員でも事業のスケールを図れる点は大きなメリットです。
③リスク管理とコンプライアンス体制を外部化できる
薬機法・景表法・金融商品取引法など、各業界で求められる法令遵守の要件は年々厳格化しています。
代理店は広告表現のガイドラインやアドフラウド検知システムを備えており、不正CVやブランド毀損メディアを排除する監視網を構築しています。
自社で専門チームを用意するよりも低コストかつ高水準のリスクコントロールが可能です。
④データ統合と高速PDCAでROIを最大化できる
複数ASPを横断した成果データを一元管理し、ダッシュボードで可視化している代理店であれば、日次・週次ベースで入札単価や報酬テーブルを調整できます。
LPやクリエイティブのA/Bテストも同じチームで運用するケースが多く、データ収集から改善実装までのリードタイムを短縮できます。
高速PDCAにより短期のCPA改善と長期のLTV向上を両立できる点は、社内運用では得にくいメリットです。
⑤中長期のグロース戦略まで伴走してもらえる
成果報酬型広告は獲得効率を測りやすい一方、事業全体の売上成長にはCRMや広告チャネル統合が欠かせません。
実力派代理店はアフィリエイトの成果データを起点に、リターゲティング広告、検索連動型広告、SNSキャンペーンなど他施策との相乗効果を設計し、顧客のライフサイクル全体を俯瞰した提案を行います。
単発のキャンペーンに留まらず、ビジネスモデルに合わせた継続的な改善と再投資プランを描けるため、長期的な収益基盤を築きやすくなります。
サクフリのアフィリエイト広告運用の成功事例とCVR改善実績
サクフリ株式会社では、自社メディアで蓄積した検証データとSEO・広告の一体運用ノウハウを活用し、幅広い業界でアフィリエイト広告のROI最大化を実現しています。
ここでは、代表的な取り組みをご紹介します。いずれも「初期診断 → 課題抽出 → 仮説設計 → 実装 → 効果測定」という5ステップを高速で回し、短期間で成果につなげた事例です。
事例①:SaaS企業—リード獲得CPA64%削減
項目 | before | after |
月間CV(資料請求) | 450件 | 1,260件 |
CPA | 12,800円 | 4,620円 |
CVR(LP全体) | 1.4% | 3.6% |
本案件は、資料請求用LPが機能面の訴求に偏り、比較・検討層の離脱が多発していました。さらに、既存ASPに登録されているメディアのジャンルが限定的で、リードボリュームが伸び悩んでいました。
そこで下記の施策を実施しました。
施策
- カスタマージャーニー再設計
→導入事例・ROI計算シート・無料トライアルなど、比較検討フェーズ向けのホワイトペーパーを追加。 - メディアリプレイス
→自社アフィリエイトASP機能でITレビューサイト・SaaS比較ブログを一括招致。 - LP A/Bテスト
→ヒートマップ分析をもとにファーストビューを改善し、フォーム項目を従来の9項目から5項目へ削減。
上記施策実施後、運用開始3か月で月間CV数が約2.8倍に増加、CPAは64%削減に成功しました。
CVR向上の要因は、CTA直下にFAQブロックを配置したことでフォーム到達率が飛躍的に改善した点です。
事例②:D2Cコスメブランド—定期購入率1.9倍・LTV37%向上
項目 | before | after |
初回販売CVR | 2.1% | 4.2% |
定期移行率 | 18% | 34% |
平均LTV(6ヶ月) | 7,600円 | 10,400円 |
本案件は、初回購入が伸びても定期コースへの移行率が低く、CPA圧縮とLTV拡大の両立が課題でした。
美容ジャンルは薬機法の表現規制も厳しく、広告クリエイティブの改善余地が限られていました。
そこで下記の施策を実施しました。
施策
- 薬機法準拠のコピーライティングを専門チームが監修
→効果効能を示唆せずにベネフィット訴求を強化。 - ステップメール連携
→初回購入完了メールから30日間のリマインドシナリオを新設し、限定クーポンと使用方法の動画リンクを配信。 - リタゲ広告×アフィリエイト連携
→離脱ユーザーにクーポンコードを提示するリタゲ広告を配信し、アフィリエイト側ではクーポン入力フォームをLPに追加。
上記施策実施後、初回CVRは約2倍に伸長、定期コース移行率も1.9倍に改善。LTVは6カ月累計で37%アップしました。
リマインドメールとリタゲ広告の同期により、購入後30日以内の定期申し込みが大幅に増加したことが成功の要因です。
事例③:オンライン教育サービス—CVR3.4倍・解約率46%減
項目 | before | after |
トライアル申込CVR | 0.9% | 3.1% |
本契約転換率 | 22% | 41% |
解約率(初月) | 15% | 8% |
本案件は、無料トライアルまでは獲得できるものの、初月解約が多く広告ROIが伸びない状況。教育コンテンツの価値を伝え切れていないことが課題でした。
そこで下記の施策を実施しました。
施策
- アフィリエイト記事LPの教育フロー化
→従来の1ページ完結型から、3ステップ構成(体験談 → 授業内容紹介 → 無料トライアル)に変更。 - 動画講師インタビューの埋め込み
→講師の専門性と授業の雰囲気を視覚的に訴求。 - オンボーディングメール
→トライアル開始当日に学習ガイド、3日目に成功事例、7日目に本登録特典を案内するドリップ配信を実装。
上記施策実施後、記事LPの構成変更によりトライアル申込CVRが約3.4倍に上昇。本契約転換率も19ポイント向上しました。
解約率の低下は、オンボーディングメールで利用定着を促進できた点が大きな要因です。
アフィリエイト広告代理店・運用代行会社に関するよくある質問
アフィリエイト広告代理店を検討する際は、料金モデルや運用体制だけでなく、契約期間や不正対策など細かな疑問が次々と浮かぶものです。
本章では、導入前によく寄せられる質問をまとめ、意思決定に役立つ具体的な回答を提示します。疑問点を解消し、最適なパートナー選定につなげてください。
①代理店に依頼してから成果が出るまでどれくらいの期間が必要ですか?
商材や目標KPIによりますが、初期設定から配信開始まではおおむね2〜4週間、CPAやCVRの改善効果が数字に表れるのは3カ月前後が目安です。
最初の1〜2カ月でメディア選定とクリエイティブのテストを集中的に行い、3カ月目以降に最適化の手応えが出るケースが多い傾向にあります。
②最低出稿金額や契約期間に縛りはありますか?
成果報酬型のみであれば最低出稿金額を設けない代理店もありますが、テストとして月30〜50万円程度の予算を推奨される場合が一般的です。
契約期間は3〜6カ月の短期プランから、年間契約まで複数パターンが用意されており、最低3カ月の継続を条件とする代理店が多い印象です。
③ASPだけ契約して自社運用する場合と比べて代理店を使うメリットは?
最大の違いは専門ノウハウと運用リソースを一括導入できる点です。代理店は複数案件のデータを横断的に分析しており、最新の広告表現や媒体トレンドを迅速に活用できます。
さらに薬機法や景表法の審査、アドフラウド対策など、社内で整備すると高コストな体制を外部で確保できるため、時間的・人的コストを大幅に削減できます。
④法規制が厳しい商材でも対応してもらえますか?
美容・健康・金融など規制が厳しい領域に精通した代理店であれば、専門の薬機法チェックチームとリーガル監修フローを持っています。
広告文やバナーの表現案を事前審査し、リスクの高いワードを修正したうえで配信するため、規制商材でも安全に運用可能です。
⑤自社で制作したLPやバナーを活用してもらうことは可能でしょうか?
もちろん可能です。既存クリエイティブをベースにA/Bテストを設計し、データに基づいて改善を提案してもらう形が一般的です。
また、代理店側で追加のクリエイティブを制作してテストするオプションを併用すると、CVR向上のスピードがさらに高まります。
⑥複数のASPをすでに利用していますが、データを一元管理できますか?
専用のBIダッシュボードやAPI連携機能を持つ代理店であれば、複数ASPの成果データを統合し、媒体別ROIやキーワード別CVRを一画面で可視化できます。
一元管理により、運用担当者は日次で入札調整や報酬テーブルの見直しが行えるようになります。
⑦不正CVや重複CVをどのように防いでいるのでしょうか?
多くの代理店はクリックパターン解析やIPフィルタリング、デバイス指紋などを用いた不正検知システムを導入し、異常値が出たメディアを自動ブロックしています。
これに加え、月次レポートで実売上と一致しないCVを差し引く手動検証プロセスを採用し、アドフラウド対策を徹底しています。
⑧成果報酬額はどのように決めるべきですか?
市場相場、競合商材の報酬設定、想定CVR、目標CPAを総合して決定するのが一般的です。
報酬が低すぎるとメディアが集まりにくく、逆に高すぎるとROIが悪化するため、ターゲットCPAに対してプラス20〜30%のインセンティブ幅を持たせるとバランスが取りやすくなります。
⑨代理店を乗り換える際に注意すべきポイントはありますか?
まず現行代理店との契約終了条件(解約通知期限、データ引き渡し範囲)を確認し、広告タグや承認フローの移管計画を立てることが重要です。
また、媒体ネットワークや報酬テーブルをそのまま引き継げるか、新代理店と旧代理店の間で情報共有の窓口を設置してもらうとスムーズに移行できます。
⑩海外向けにアフィリエイト広告を展開したい場合も対応可能でしょうか?
海外配信に対応した代理店であれば、多言語ASPやローカルメディアとのネットワークを保有しており、現地の法規制・税制も考慮した運用が可能です。
特に欧米向けはGDPR、東南アジア向けはデジタル広告税など、地域特有のルールがあるため、事前に国別の運用実績を確認しておくと安心です。
まとめ:アフィリエイト広告運用を検討しているならサクフリへ
アフィリエイト広告で成果を伸ばすには、メディアリクルーティングやLP改善、不正対策までを一貫して最適化できる運用体制が欠かせません。
この記事で解説した選定ポイントや料金体系、代理店に委託するメリットを踏まえると、パートナーには次の条件が求められます。
- 戦略設計からデータ分析までをワンストップで担えること
- 法規制やブランドセーフティを確実に担保できること
- 短期のCPA改善と長期のLTV向上を両立できること
サクフリ株式会社は、SEOとアフィリエイト広告を同一チームで運用し、自社メディアで蓄積した検証データを活用して高速PDCAを実現しています。
さらに、自社開発の計測プラットフォームにより成果データを瞬時に可視化し、不正検知もリアルタイムで行えるため、安心して運用を任せられる点が強みです。
無料相談では、目標CPAや現状の広告課題をヒアリングし、最適なASP構成と報酬設計、LP改善プランをその場でご提案します。アフィリエイト広告運用を本格的に立ち上げたい企業はもちろん、既存施策の伸び悩みに課題を感じている企業も、まずは気軽にご相談ください。
サクフリの専任コンサルタントが、成果につながる具体的なロードマップをご用意します。
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今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。